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EP2.月の首飾り〈7〉※修正済 ページ19

コナンside

「それにしても今日は大収穫ですね、ボス。警察のやつらも大した事ありませんね」


「ああ……だが油断するなよ。案外、警察以外のやつの方が怖いかもしれねえからな」


あいつがボスなのか……とりあえず車に戻って安室さんに合流しねえと「おいガキンチョ。ここはオメーみたいなやつが来る場所じゃねーぞー?」


しまった!他にも仲間がいたのか……


「ごめんなさいお兄さん!友達と遊んでたら迷子になっちゃって」


「ほーん。そうかそうか、だめだろーしっかりしねえと。パパとママが迎えに来るまでこの中で一緒に待ってようぜ」


そう言うと俺の腕を引っ張って建物の中に入って行った。なんとかして逃げねえと……


「ボス、ただいま戻りました。狐の面に関する情報は何もなかったですぜ」


「そうか……おい、そのガキはなんだ?」


狐の面?それってあの噂の……


「ねえねえお兄さん、お兄さん達も狐の面を探してるのー?」


「ん?なんだ、お前狐の面についてなんか知ってんのか?」


狐の面、最近米花町で噂になっている謎の人物。真っ黒なフードをしていて年齢も性別も分からない、一部の人からはヒーローだって呼ばれてる。


蘭から聞いた話だと、一度だけ助けてもらったことがあるとか……


「うん!学校の友達も、みーんな知ってるよ!正義のヒーローなんだってね!」


警察に追われていた人物が路地裏で拘束された状態になっているとか、爆発事故に巻き込まれそうな人が狐の面に助けられたっていう噂話も聞く。


「正義のヒーローか。かっこいいね、俺達もそのヒーローって奴に昨日お世話になったんだよ」


「そうなの?あ!それとね、その狐の面の人のあだ名って知ってるー?」


白い狐の面をした突然現れるヒーロー。今では怪盗キッドみたいにファンもいるそうだ、ファンからはこう呼ばれるようになった……





「【白狐】って呼ばれてるんだよ!かっこいいよね!」






「へえ、白狐ね。そりゃあかっこいい、俺にもそういう異名が欲しいもんだな」


男はそう言うと俺の方に近づいてきた。くそっ、これじゃあ麻酔銃が打てねえ……


「例えば……鬼人とかよ!!」


男は俺に殴りかかろうとしてきた。その時突然、天井からガラスが割れる音がした。


「ちっ……!なんだ!!」


天井から降りてきた人物はさっきまで俺と一緒にポアロにいた人物だった。来てくれたんだな、ナイスタイミングだ……!

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唄海(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラさん初めまして、コメントありがとうございます!オチは今のところまだ未定です。五条オチもいいですね!考えさせていただきますね。応援よろしくお願いいたします! (2022年7月31日 12時) (レス) id: 7262bd6081 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年7月24日 20時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唄海 | 作成日時:2022年6月5日 18時

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