No.48 来るの遅い! ページ49
「A!」
「お疲れまでーす、至さん」
「来るのおそいよ!!」
「ちょっ!これでも頑張ったんですから!!」
小さな声でギャーギャー騒ぐ私たち。『シャラーップ!』とアリスの大声がインカム越しに聞こえた。
『至は、早く逃げる!』
「は、はいっ!」
『Aは、ハウンド!』
「あいよ!」
ハウンドを出し前に出る。そこには嵐山と時枝の姿がある。
「A」
「嵐山隊は後あんたら二人だけ、・・・・・勝たせてもらいます!」
私はアステロイドを二人に向かって打つ。二人はそれをよける。まずはじめに私は時枝をおとそうと、時枝に向かって走り出す。だが、背後に感じる狙撃で、それをよけ、いったん距離をおく。
「厳しいんだよ。この状況」
お互いがお互いを支え合っている二人のコンビネーションはやはり一筋縄ではいかない。
「イーブイ、スピードスター」
「ニャスパー、サイキこうせん」
イーブイは二匹の攻撃があたり吹っ飛ばされる。
「イーブイ!」
嵐山と時枝のダブルアステロイドをシールドでふせぐが、守り切れてない部分に穴があく。私はシールドにひびが入る前に背後でハウンドを打つ。攻撃をやめ、よける二人。私は続いてバイパーを打つ。
「イーブイ、大丈夫?」
イーブイの傍に行き、バイパーを打つ。このままの状態だと私が確実に落とされる。どちらかを崩さないと負けが決定する。どうしたものかと、考えるすきもあたえない攻撃にシールドでふせぐがもう無理だ。片方をシールドで守り、もう片方、弧月で守る。と、その時、嵐山の腕が落ちた。その隙に、嵐山に向かって弧月を振り、倒す。そして私は時枝の攻撃でベイルアウトした。
「んじゃ!」
ベットに軽く、落ちる私。換創体がとけ、私服に戻っている。すぐにベットから起き上がり、アリスのもとへ。アリスはパソコンに向かって指示を出している。アリスのそばに行き、パソコンを見る。至の狙撃が時枝にあたり時枝はベイルアウトした。神樹隊の勝利だ。
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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時