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No.34 ごめん、名前がわからない! ページ35

「で、あの用って」
「てかお前誰だ?」
「まずそこからっすか!」
「ごめん、名前がわからない!」
「えぇ!」


 彼は「出水公平です」と自己紹介してくれた。あざっす。


「太刀川慶だ。そんでパートナーのリザード」
「宮瀬Aです。こっちがパートナーのイーブイ」
「諏訪洸太郎だ」


 あれ、諏訪さんポケモンは?と聞くとまだもらってないとのことだ。


「出水」
「はい!」
「今からこいつとバトってこい」
「「はぁ?!」」


 なんでだ!太刀川さんが突然言い出したのに驚く。出水くんは「俺負け決定じゃないですか!」と言ってる。私もそう思う。


「いや、だって俺出水の実力知らねぇもん」
「だから私と戦うって!自分で戦え!」
「射手同士の方がいいかなって」
「なんでだ!」


 諏訪さんでもよくない?!と言えば「なんで俺なんだよ」と言われた。私より諏訪さんの方がいいでしょ。実力的に。


「あーだこーだ言ってねぇではよいけ」
「なんでー!」
「いいから行ってこい」


 と肩に乗ってるイーブイを連れていかれる。あぁ、私のイーブイ!仕方なくC級のブースに入る。正隊員と訓練生のランク戦はポイントの移動が関係ないので、ポイントがとられる心配はない。トリガー起動して仮想戦闘モードに移動される。目の前には出水の姿がある。


「訓練用トリガーは一つ。だったら私もハウンドだけで戦うよ」


 私はメインの弧月をしまい、ハウンドを出す。いくつものキューブが私の周りに浮かぶ。出水くんの方もキューブを出す。


「十戦勝負。行きます」
「よろしくお願いします」


 戦闘開始の合図が鳴り、私は走り出す。

No.35 結果→←No.33 二人が来れば注目の的



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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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