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No.23 疲れた ページ23

「だー、疲れた」
「お疲れー」


 お昼休みになり、教室でお昼だ。先輩方にいつお呼び出しが来るのか、ドキドキです。あ、このドキドキは恐怖によるものです。


「さっさと食べてなんとか回避しよう」
「来るかなー」
「くっ・・・・来ないな」
「さっきまで来るって言ってたじゃん」
「な、なんとなーく、来ない気がする」
「そー?じゃあよかったじゃん」
「ワーイ、ヤッタネ」


 これで安心してお昼が食べられる。さすが私のサイドエフェクト、今日も絶好調。


「ん、っあ。メールだ」
「ここ学校だよ」
「いーんだよ。ばれなければ」


 そういって携帯を開く、由香里さんからだ。


『今日、基地に嵐山くんを連れてくるように』


 ・・・あー、なるほど。私は了解ですとメールを打ち、送信する。


「ボーダーから?」
「そう、・・・・すきあり!」


 私は栞のお弁当から卵焼きをうばう。それに「やったなー!」と私のお弁当からウィンナーが消えた。「最後にとっておいたのに・・・・・」「ごめんねー、狙った」「ちくしょう!」悔しかった。私は迅に嵐山さんを基地に連れてくるようメールした。卵焼きうまい。

 









 そして放課後。私と迅、嵐山さんの三人は保護施設に来てた。私と迅はわかるが、なぜ嵐山さんも?あれ?基地に集合じゃなかった?変更とか聞いてない・・・!


「おぉ、すごいな!いっぱいいる!!」


 嵐山さんは窓ガラスの向こうにいるポケモンに夢中だ。その姿は動物園に来た子供のよう。目がキラキラしている。なんも言えない。なんせ自分も初めの時はあんな感じだったから。
 すると、研究室から由香里さんと忍田さんが出てきた。


「お待たせ―」
「待たせたな」


 二人の姿を見た嵐山さんは窓ガラスから離れ、こっちに来た。


「さて、嵐山くん。君の入隊を認めよう」
「ありがとうございます!」


 バッと頭を下げる嵐山さん、さきほどより目が輝いてる。
 新しい仲間が増えてうれしいです。

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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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