＊Telephone2 ページ45
京本side
あんな高いヒールを履いて踊るって言い始めたAには正直驚いた。
彼女のこだわりはいい意味でも悪い意味でもすごく強くて、そう簡単には折れない。
「「♪Call me on the Telephone Telephone…♪」」
パフォーマンス中は Aのことは気にかけない。
集中しろって怒られるの目に見えてる。
京・A「「♪鳴り止まないphone 君に歌うこんなsong…♪」」
…あれ。
いつもここで俺達は背中合わせで歌うんだけど、いつもよりも Aからかかる体重が重く感じる。
北斗のパートの前に俺達はしゃがまなきゃいけない。
もし足を怪我しているなら そんな素早い動きは相当な負担になる。
……まずい。でも ここでフォーメーションを急に変えたら確実にAに怒られるし、
とりあえず俺はいつも通りにしよう。
そう思って腰を下ろす。
「「「キャーーーーーーーッ！！！」」」
ものすごい歓声。
横目で様子を覗うと、北斗がAの腰を引き寄せてて。
そのまま首筋に顔を埋めた。
北「call me girl…」
なるほど。その手があったか。
北斗は前々から考えていたのだろうか。それとも咄嗟の判断なのだろうか。
どちらにしても 北斗の頭の良さには敵わないと思い知らされる。
「「♪Call me on the Telephone Telephone…♪」」
北斗の行動で皆が状況を察して、
普段は円を描くようにぐるぐると回るフォーメーションだけど、急遽変更して 円を作り位置は固定したまま踊る。
あと少し。耐えてね A。
曲の終盤、またフォーメーションが変わるがその時はジェシーがAのサポートをしながら移動してて。
……うん、完璧。
慎「♪Let me know…♪」
「「「キャーーーーーーーっ！！！！！」」」
ファンの人たちも盛り上がってる。
慎「…先捌けるわ」ﾎﾞｿｯ
慎太郎はそう呟いて、Aを姫抱きした。
慎「Aがちょっとえっちぃから連れて帰っちゃおーっと！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
A「えっ？！もう少し余韻に浸らせて〜！」
樹「おい慎太郎！抜け駆け！」
�癲嵋姪諭�お前足速いから追って！」
お客さんは笑ってる。
またいつもみたいにバカしてるって思ってくれてるかな。
これがSixTONESなりのやり方。
大切な末っ子を俺達はこうやって守る。
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ぱち(プロフ) - 皆様たくさんのコメントありがとうございます！リクエストなども送ってくださり嬉しいです。少しずつ返していきます。続編お楽しみに！ (2020年7月1日 11時) (
レス) id: ac613d93b7 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 続編読みたいです！良ければ末澤くんとの絡みもみたいです！ (2020年6月30日 15時) (レス) id: 09e6571630 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 続編みたいです！ (2020年6月20日 0時) (レス) id: 961db358a2 (このIDを非表示/違反報告)
トト(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませていただいてます。お話、もっと読みたいので、続編お願いします！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: d27c2d3d70 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - 続編待ってます´`* (2020年6月17日 13時) (レス) id: 26344d9bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱち | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/profile
作成日時：2020年3月20日 23時
