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真の理由 ページ11
「シュウ････････シュウ!!」
気づいたら、空間にいた。
何かわからない、けど、ひとつだけわかるのはーーーーーー
「････････A････････････････!?」
一緒に戦ってくれたのか、ありがとう
そう、言いたいのに、声がでない。
「麻酔薬だよ。シュウは今、大事な手術中。声が出ないなら、そのせいよ」
シュウ、こっち。と俺の手を引っ張った。
すると、桜吹雪が起こり、思わず目をつぶった。
ふわっーーーーーー
わあ、これはーーーーーー
「ーーーーーーそう、私達が、出会った場所。君が、生きる理由をくれた場所。」
「････････シュウ、私、今日、消えるの」
え････････?
いつかのボートに二人で腰をかけた。Aが、ゆっくりと話し出した。
自分は、桜から生まれたのだとーーーーーー
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作者名：茉藺 | 作成日時：2018年8月28日 13時
