第116話 万事屋side ページ16
「…
どうやら猿芝居は
全部無駄だったようだな」
「全部お見通しって訳だ
つまんねーな」
今彼らは
何十人、何百人といる百華の部下らに
囲まれていた
そして足元には
たくさんのクナイが落ちていた
何故そうなったかは
5分ほど前に遡る
神威と鳳仙が再び戦闘を始めようとした時
銀時達はその建物へ向かっていた
「まただ
鳳仙様の部屋から」
「やっぱり私達も行かないか
南壁では事故が起きたって言うし
なにか
起き始めていることに違いない」
「もう仲間が向かった
こういう時程警備を怠ってはイカン
隙をついてくせ者が侵入するかもしれないだろ」
そんな話を聞いていたのか
近くまで来ていた月詠が口を開く
月詠「その通りじゃ
こんな時こそ腰を据えて落ち着いて
行動しなければいかんぞ」
「「！！
「今までどちらに！？」
月詠「うむ、崩壊したパイプの撤去作業にな」
「でも良かった
頭が来てくれれば安心です」
月詠「うむ
鳳仙様のことはわっちに任せておけ
ぬしらはここの護りを頼む」
「はい！！」
月詠とその部下
3人の話を聞いていた銀時が話を合わせるため
調子に乗り始める
銀時「いい？
不審者は1匹たりとも通しちゃダメよ
ちょっとでもピンときたら110番よ
アタイが許可する
ヘマしたら承知しないからからねっもう」
楓乃音「(誰もおめぇの
許可なんざ求めてねぇんだよ)」
門番の2人が手に持つ薙刀を
真ん中にいる銀時に向ける
そして一言
「頭
くせ者です」
楓乃音「(
堂々と侵入する馬鹿居るかってんだ)」
月詠「いや…ちがう
それはあの、新入りじゃ」
「新入り！？
こんな怪しい奴等が！？」
銀時「パー子でぇす」
新八「パチ恵でぇす」
神楽「グラ子でぇす」
楓乃音「…のん子でーす(棒)」
「「「4人合わせて
はちきれピーチ四太夫！！」」」
楓乃音「(お前らのノリの良さは
どうなってんだおい)」
「頭
くせ者です」←2度目
楓乃音「(ほら見ろ…汗)」
銀時「いや新入りだってば」
「大丈夫なんですか
こんなの連れてって
鳳仙様の方がハチキレますよ」
銀時「股間が？」
「んなわけねぇだろ
鏡見てこいシリコン四太夫」
「こんな使えなさそうな
奴等を連れていくのは危険です！！」
楓乃音「(…ご最も)」
銀時「大丈夫よ
どうせちんぽう様の事だから
また女と一緒にしけこんでるだけよ
騒ぎすぎすぎー」
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智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
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作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
