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第31話 NOside ページ31

鬼翔・土方「俺は近藤勲を護る最後の砦
真選組を護る最後の剣」

鬼翔「真選組、紫龍鮫鬼翔!」

土方「…そして…真選組副長!
土方十四郎だぁぁぁぁ!!!」

そう叫びながら鞘から剣を抜き
トランクの上に立ち上がる

鬼翔「…さぁ
絞め殺されてぇのはどいつだ?」

睨みつけるその瞳は
まさに獲物を狩る狼のようだった

自力で妖刀の呪いをねじ伏せた土方

万斉「…変わった
あの土方(男)の魂の鼓動(リズム)が
変わった
幼稚なアニソンから
骨太のロックンロールでござる

…いや、ぬしもか
伊東殿
格調高いクラシックから
凶暴なメタルでござる

ふむ、いい曲だ
思う存分奏でるが良い!
美しき協奏曲を!!」

土方「鬼翔
てめぇは手出すなよ
これは俺と伊東の問題だ」

鬼翔「…わーった」

伊東「土方ぁぁぁあ!!」

土方「伊東ぉぉぉ!!」

それを見た銀時は鼻で笑って
見ていた近藤へ言った

銀時「わりぃなゴリラ
残念ながらてめぇの依頼は受けられねぇ
なんぼ金積まれてもな
土方(あっち)が先客だ」

ボンネットに足を上げ
銀時が車から身を乗り出す

近藤「万事屋…
仕事はここまでじゃなかったのか?」

楓乃音「ここまでだったが…だがま、
“真選組を助けてくれ”
っていう依頼だからな」

差し出した銀時の手を近藤が掴み
列車から車へと飛び移った

銀時「なぁに
延長料金はしっかり頂くぜ」

清美「やっぱりお金は貰うんですね…汗」

そうこうしていると
ドォンという音を立てて車輪がひとつ外れた

ん?外れ…

新八「んげぇぇぇぇぇぇぇ!!
車輪がぁぁぁ!!
あわばばばば!!」

土方「おい!後ろ!」

土方の声で後ろを向くとゴォォォという音を立て
切り離されていたはずの後ろの車両が迫ってきていた

「「「ぎゃぁぁぁあ!!」」」

楓乃音「おーおーすげぇ迫力だな」←

清美「棒読み感すごいんだけど楓乃音」

楓乃音「気のせいだろ
これでもすげぇ焦んてんだぞ(多分)」←

鬼翔「今多分て言ったか多分て…」

土方「あぶっ…
…おごぉぉぉぉ!!」

土方が車と車両の間に立っ…
いや、寝っ転がった状態で挟まれ( ˙-˙ )
なんとか体を伸ばし
車と列車を離そうとするが…

土方「何してんだぁぁぁ!!
早く何とかしやがれぇぇ!!」

銀時「(・д・)チッ!
神楽後ろ手伝え!
楓乃音はいつでも動けるように清美を頼む!
新八ぃ!!」

新八「ハンドルが言うとこをー!!」

ベキベキという嫌な音をたて
土方の背中が海老反りになっていく

第32話 NOside→←第30話 万事屋side



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智琉深 - もう最高すぎる(* ̄ii ̄) (2019年11月29日 2時) (レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:龍央 | 作成日時:2018年12月22日 13時

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