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第30話 万事屋side ページ30

その姿はトッシーのヘタレたオーラでは無く
土方十四郎へのオーラへと代わりつつあった

新八「…土方さ…」

トッシー(土方)「近藤氏
僕らは君に命を預ける
その代わりに君に課せられた義務がある
それは死なねーことだ
何がなんでも生き残る

どんなに恥辱にまみれようが
目の前でどれだけ隊士が死んでいこうが
君は生きにゃならねぇ

君がいる限り真選組は終わらないからだ
僕達はあんたに惚れて真選組に入ったからだ
バカのくせに難しいこと考えてんじゃねぇよ
てめーはてめーらしく生きてりゃいいんだ

俺達は何者からそいつを護るだけだ」

そう言ってトッシー…いや
土方は煙草へと火をつけ

土方「近藤さん
あんたは真選組の魂だ
俺達はそれを護る剣なんだよ」

いつもの面で言い放った

近藤「と…トシ…」

そんな彼らに
バイクで追いついてきたのは

?「1度折れた剣(きみ)に
何が護れるというのだ」

?「土方くん
君とはどうあっても
決着をつけねばならぬらしい」

鬼兵隊、河上万斉と
伊東鴨太郎の2人だった

土方「剣ならここにあるぜ
良く斬れる奴がよぉ」

土方は必死に
刀を鞘から抜こうとするが
一向に抜ける気配がなかった

それに見飽きた楓乃音と銀時が口を開く

楓乃音・銀時「何モタクサしてやがる
さっさと抜きやがれ」

土方「黙りやがれ

俺はやる俺は抜く
為せば成る
燃えろぉぉ俺の小宇宙(コスモ)
萌えろ…」

土方は思いっきり素手で
後ろのガラスを殴り割る

そしてそっから出ると
叫んだ

土方「万事屋ぁぁぁあ!!!」

銀時「なんだ」

土方「聞こえたぜぇぇ
てめぇらの腐れ説教ぉぉぉ!!
偉そうにべらべら語りやがってぇぇ!!

…てめぇらに一言言っておく!
ありがとよぉぉぉぉぉ!!!」

銀時「おいおい
また妖刀に呑まれちまったらしい
トッシーか?トッシーなのか」

土方はガッ!と強く
剣を握りしめた

土方「俺は真選組副長
土方十四郎だぁぁぁぁ!!!」

叫びながら鞘から抜き見えた刃は
見事な輝きを放っていた

?「そう来ねぇとな土方」

その声とともに銀時たちが乗っている車の上に
衝撃が起きるとそこには一人の男が立っていた

銀時「よぅ、遅かったじゃねぇか鬼翔」

鬼翔「こちとら暇じゃねぇんだ
雑魚隊士共は姉貴らが今頃相手してんだろうよ」

そう言って鬼翔は
しゃがんでる土方の隣に立つ

伊東「貴様もやはり立ちはだかるか…」

鬼翔「近藤の首を殺(と)りたくば
俺らを倒してからにしろ」

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智琉深 - もう最高すぎる(* ̄ii ̄) (2019年11月29日 2時) (レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:龍央 | 作成日時:2018年12月22日 13時

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