第21話 万事屋side ページ21
今のトッシーは
確かにクビにされた身だ
そんな彼を急に戻ってきてくれなんぞ
上の人間が許すのか？
銀時にとっては昔の戦友であり仲間
トッシー(土方)にとって仲間
色々と引っかかる面はあるが
銀時はまだ動かなかった
銀時「…」
「さっ早く
副長も2人のところへ…」
隊士2人が刀を出して
動き出した瞬間
銀時「おいお前ら
もっかい言ってくんねーか
愛美がどーしたって？」
楓乃音「銀、落ち着け」
銀時「そんじゃそこらのクズ共に
愛美は殺せる筈がねぇ
寝言は寝てから言うもんだぜ」
襲ってきた隊士2人を倒し
楓乃音達は乗ってきた車に乗り込み
そのまま車を走らせた
そして今の状況を知るべく
銀時「こちら3番隊、こちら3番隊
応答願います、どーぞ」
銀時と神楽は通信を始めた
楓乃音「な〜にやってんだおい…汗」
「土方は見つかったか？」
神楽「見つかりましたが
超可愛くて強い見方がついてまして
適いませんでした、どーぞアル」
楓乃音「それ完全にお前のことだろ…汗」
「アル？
どんな手を使ってでもころせ混同を消したとしても
土方が居たのでは意味が無い
近藤暗殺を前に不安要素は全て除く
近藤、土方、両者が消えれば真選組は残らず
全て伊東派に恭順するはず」
清美「近藤さん、土方さんを暗殺…？」
「伊東派以外の隊士に気付かれるなよ
あくまで攘夷浪士の犯行に見せかけるのだ
この段階で伊東さんの計画が露見すれば
真選組が、真っ二つに割れる」
楓乃音「残念ながら
いちばん知られちゃいけねぇ人物に
知れ渡ったぞ(真顔)」
清美「聞こえてない
聞こえてないからね？楓乃音」
「近藤の方は半ば成功したようなものだ
伊東さんの仕込んだ通り隊士募集の遠征につき
列車の中、付き従う隊士は全て伊東派の仲間
やつはたった一人だ｣
そして次の瞬間
彼らの思考を止めるには十分すぎる言葉が耳に入った
「近藤の地獄行きは決まった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
智琉深 - もう最高すぎる(*￣ii￣) (2019年11月29日 2時) (
レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：龍央 | 作成日時：2018年12月22日 13時
