【あんスタ】僕の愛する人【斎宮宗】 (ページ29)

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離れて欲しいですページ29

―sideラン

風邪ってこんなに辛いのですね…
宗様に仕えているので風邪なんて引いてられないのに…というか普段は体調を崩す事がないのですが…

ラン『せめて、宗様…着替えて、マスクして私より1m離れて下さい』

宗「…着替えて、マスクはする。離れはしない」

oh......

――――――――数分後―――――――――――

宗「何か食べるか？」

着替えて戻ってきた宗様に聞かれました…
普段とは立場が逆でなんか…

宗「変な気分なのだよ」

宗様に言われてしまいました…

ラン『軽いものなら食べれると思います』

コンコン

宗「誰なのだよ」

ライ「坊っちゃま、こんな所にいては風邪がうつりますよ。退室してください。」

宗「嫌なのだよ」

そう言うと、私に抱きついてくる宗様…
お願いします。ライさんを怒らせないで下さい…

ライ「大体が、メイド長が坊っちゃまを甘やかすから坊っちゃまが成長しないで子どものままなのに…」

ブチ

ラン『恐れながら申し上げます。確かに私は宗様を甘やかして来たのは事実ですが、宗様をそのように言うのであれば、今まで何故使用人を私のままで居させたのですか？貴方の権力なら出来るでしょう』

ライ「そ、それは！奥様や旦那様が坊っちゃまの世話係はメイド長が良いとされたからで……」

ラン『人に責任を擦りつけるのですか？貴方は』

ライさんはイライラしながら出て行きました…何しに来たのでしょうか？

宗「僕は…ランじゃなきゃ嫌なのだよ……」

ラン『はい、十分に存じ上げています』ﾆｺｯ

宗「…む」

私、今ベットから起き上がっている状態なのですが…宗様が私の足に乗ってるので、かなり足が痛いです。

風邪とか関係なく離れて欲しいです………