トップアイドルは幼馴染～1～ (ページ5)

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「は！？あらっんんっ！畏まりました

個室へご案内致します」

ﾌﾌｯAちゃんビックリして俺らの名前を呼びそうになった

「もー5人で来るなら来るって言ってよー

もしお客さんが沢山いたら危なかったじゃん」

文句言ってもかわいいギューってしたいよ

「翔さん目が変態になってますよ」

ニノの忠告にサッと表情を整える

ニノがそんな俺を見て笑いを堪えてるのは無視だ

「ごめんね？翔さんが食べに行くから

ついでに俺らもと思ってねまだランチメニューいける？」

「はい！大丈夫ですよすぐにお持ち致します」

そう言って個室を出ていった途端に

俺に向けられる好機な視線

「翔ちゃん俺久しぶりに会ったけど

やっぱりかわいい子だよね～」

「そういえば無理やり同棲して1年経ちますけど

あの様子から進展は･･･」

「なさそうだよねぇ～」

智くん俺まだ何も言ってないよ(泣

「翔くんまだ付き合ってって言ってないの？」

「いってない･･･」

「てか毎日一緒にいるんだからさ！

向こうも意識したりしないの？」

「そんな様子ないよ･･･」

「翔さん毎日抱きしめてるのにね」

「そう毎日抱きしめてんのに･･･

って！なんでニノが知ってるの！？」

驚いてニノの見るとニヤリと笑っていた

「ただの勘ですよ？

Aちゃんの前では甘えたになる翔さんですから

それぐらいはしてるのかと」

エスパーかよ･･･

「あの様子だと抱きしめて好きって言っても

効果なさそうだよねぇ～」

智くんの言葉がグサッと刺さる

そう俺はAちゃんが昔から好き(恋愛としてね)

なんで好きかと言うと

昔に家族同士でキャンプに行った時に

俺らは2人で山の中に入って迷ってしまった

運の悪いことに途中で雨が降って濡れてしまい

Aちゃんは熱が出てしまって俺はとても焦った

それこそ今まで隠してきた甘えん坊の一面が

出てしまうほどに

俺はAちゃんを雨宿り出来る場所まで連れて行って

泣きそうになるのを我慢していた

するとそんな俺に気付いたのか

Aちゃんが俺の頭を撫でてきた

「だいじょうぶ･･･だいじょうぶだよ･･･」

こんな状態の時に撫でられると堪えていた涙が溢れ出して

「でもぉ･･･ｸﾞｽｯAちゃんがおねつだして･･･

ぼくがやまにいこうなんて･･･ｸﾞｽｯいったから」

「しょーくんのせいじゃないよ･･･」