トップアイドルは幼馴染～1～ (ページ23)

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心地よい温もりが私の体を包んでくれてる

それにいい匂い･･･この匂いはよく知ってる

ゆっくりと目を開けてみるとまじかにイケメン

「おはよAちゃん」

ほら翔くんの匂いだった

「翔くん･･･」

「頭痛くない？気分は？大丈夫？」

ゆっくりと撫でながら矢継ぎ早に質問してくる

「ちょっと頭が痛いけど大丈夫だよ」

よかったと微笑む翔くんボーッと見ていると

だんだん昨日の記憶が蘇ってくる

聞きたい事があるけどその前に確認することが

「翔くん仕事は？」

「ん？あぁ大丈夫夕方からだからね」

何だか違ういつもの翔くんと

「なにか飲むでしょ？とりあえず起きよっか

あ、メイクはちゃんと落としといたからね」

ビックリしただっていつもならしない事をしてるから

自分から起きようと言うなんて

リビングのソファに座ってジーッと観察してみる

「俺はコーヒーにするけどAちゃんも同じのでいい？」

「うん･･･」

わかった今の翔くんは外のキャラなんだ

その証拠に僕と言ってないし甘えてこない

「どうぞ」

「ありがとう」

珍しく私の向かいに座った

語尾も伸ばさなしホントにどうしたんだろ

「ねぇAちゃん知らなかったんだよね」

「ん？」

また無意識にジーッと見てたようで視線がぶつかった

「食事会が合コンだった事」

「うん、そうだ私も翔くんに聞きたい事が」

「わかってるちゃんと言うよ」

そう言うとコーヒーを置いた

「実はね来美ちゃんに教えてもらってたんだ」

「え？」

「食事会の様子を」

「えぇ！？」

まさかの答えが返ってきた

「だってあの食事会が実は合コンだったって

連絡もらったから」

「連絡もらったって来美に？」

「そう」

「なんでそんな連絡を･･･」

「俺が頼んでたんだもし合コンとかだったら

連絡ちょうだいって」