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見つめ合う。
あまり見たことのない真面目な顔だった。
tk「告白だよ。」
tk「キザな言い方になっちゃったけど、今日こそは
伝えたくてこのドライブ誘ったんだ。」
in『じゃぁ……高木って俺の事……』
tk『好きだよ。付き合ってよ、伊野尾くん』
まさか、まさか告白されるなんて。
キラめく夏恋はまだまだ止まらないみたいだ。
in『俺も、ずっと高木のこと…好きだったんだよ』
tk「実はそんな気がしてた。」
in『は?!!』
思いもよらない告白に思わず変な声が出てしまう。
tk「だって伊野尾くん、今日めちゃくちゃかわいい
んだもん。俺のために張り切ってくれたんだよ
ね?」
そう言いながら微笑む高木が、1枚上手なような気がして悔しい。
しかも図星でさらに悔しい。
tk「付き合ってくれますか?」
in『っ……もちろんです。』
tk「やった!!」
そう言いながら俺に抱きついてくる高木は、なんだか子どもっぽくて可愛い。
これがギャップ萌えか……
幸せに浸りつつも妙に客観的で冷静な自分におかしくなる。
そのまま2人で手を繋いで、砂浜を歩きながら初デートはどこに行くか、奢りたいか奢られたいか。
なんて話をしては価値観の違いに驚いたり、全く一緒でハイタッチしたりと楽しい時間を過ごした。
ん…………?
何か忘れてる気がする……。
in『まっって!!!高木撮影!!』
tk「あ!!やばいよ伊野尾くん!!」
顔が真っ青になる勢いで慌て出す高木に笑いを堪えながら、俺たちは車まで競争した。
間に合わないだろうな、とちょっと諦めながら。
俺らの後ろではオレンジへと色を変えだした太陽が優しく見守ってくれていた。
快晴Summer
fin
…………………………………………
終わり方のマンネリ化……
ごめんなさい(土下座)
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作者名:しとらすみんと | 作成日時:2020年7月12日 23時