【ヒプマイ】Shangri-La─α (ページ47)

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そして席に着くと、私はいつもの紅茶を注文した。

一郎「紅茶が好きなのか」

A「はい、ここの紅茶はとても美味しくて、お気に入りなんです。」

一郎「この店の常連なのか。じゃあよくイケブクロには来んのか？」

A「家が近いので、よく遊びに来ます」

一郎「そうだったのか。俺たちもイケブクロに拠点を置いてんだ。どっかで会ってたかもな」

そんな他愛もない話から始まった。そういえばいつの間にため口になっている...いやまあ向こうの方が年上だし全く気にしないけど。

多分他愛もない話から入ったのは私をリラックスさせるためだろう、と勝手に思う。

にしてもあの山田一郎とこんなにも簡単に話せるものなのだろうか。
銃兎兄さんがヨコハマ代表のメンバーなこともあり、話の中によくでてくるイケブクロ代表のメンバーはよく調べていた。

また、好きな小説家の夢野先生がシブヤ代表のメンバーでもあるため、シブヤ代表メンバーについても調べていた。
シンジュクだけサーチ不足ではあった...だからこの前会った時にピンと来なかった。

一郎「どうした、大丈夫か？」

A「あ、いえ。少し考え事をしていただけです、すみません。」

一郎「別に謝るこたぁ無いけどよ。じゃあ本題に入るぜ。」

ということで、私たちは本題に入った。