今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:22,275 hit
小｜中｜大
22 回想 ページ22
───長い、夢を見ていた。
私のローブは血と土埃に塗れていて、腹部からは出血が止まらなかった。それでも立ち上がって、杖を前に向ける。向かいには、私と同じように血と土埃に塗れた魔女が、私と同じように杖を向けている。
「＿＿＿」
私は彼女の名前を呼んだ。彼女とは、名前で呼び合うくらいには仲が良かった。
グリフィンドールとハッフルパフ、異なる寮でありながら時折行動を共にし、共に濃い学校生活を楽しんだ。
彼女は、私の友人だった。
彼女がそう思ってくれていたのかはわからないけれど。
「＿＿＿」
息を整え、もう一度その名前を呼ぶ。
「杖を、下ろして。投降して、お願い」
あなたを、傷つけたくない。
「アバダケダブラ！！」「、ステューピファイ！！」
出遅れたのは、まだ彼女に対しての情があったから。だと思う。
対して、彼女は迷いもなく、杖を振った。
私はあなたのこと大好きだよ、あなたはちがった？
緑の閃光。暗転。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イコーる - 今までにない設定でとても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2023年1月9日 13時) (
レス) @page16 id: 8c175f049d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：深海
| 作成日時：2021年12月25日 20時
