死に急ぎの少女【SECOND】 (ページ9)

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39話ページ9

あ！いたぁ～

『リスト～』

ﾘｽﾄ「Aさん！？」

リストは訓練兵と一緒にいたのか、めっちゃ見られる(⌒_⌒;

ﾘｽﾄ「どうしたんですか！？」

『ちょっとね！借りていいかな？』

「どうぞどうぞ！」
「借りちゃってください！」

『じゃあ、ちょっといい？』

ﾘｽﾄ「はい」

リストを自分の部屋に連れていく。

『はいって』

ﾘｽﾄ「は、はぁ...？」

戸惑ってるなぁ～笑

『渡したいものがあっただけだから』

ﾘｽﾄ「渡したいもの？」

机にあった紙を渡す。

『これをねリヴァイに渡してほしいの』

ﾘｽﾄ「え？」

『ただし、私がいなくなってから』

ﾘｽﾄ「いなくなるんですか？」

『いなくなる。でも、みんなは私を忘れるから』

ﾘｽﾄ「そんなわけないじゃないですか！笑」

リスト、それがあるんだよ。でも、これ以上は言わない。

『お願いね、これはリストにしか頼めないから...』

ﾘｽﾄ「わかりました」

『戻っていいよ。ごめんね、呼び出しちゃって』

ﾘｽﾄ「いえ、失礼します」

リストが出ていった。
私はもう、いい...リヴァイに何も言わずにいなくなるから。ごめんね、リヴァイ..

ｺﾝｺﾝ...

『はい』

リ「おれだ」

『リヴァイ。いいよ、入って』

リ「すまねぇな。時間がねぇんだ。」

時間がない？

『どこか行くの？』

リ「すこし出てくる。欲しいものはあるか？」

欲しいものか...

『特にはないよ。早く行きな？班員たちとでしょ？』

リ「あぁ、いってくる」

『行ってらっしゃい』

リヴァイを見送る。
ふぅ...疲れたな...なんか、眠くなる。寝よう..

____

『ぁれ？ここ..』

神「すまない。時間が無かった」

あぁ..私死んじゃったの？

『彼らは？』

神「君に関する記憶を消したよ。」

そっか...もう、サヨナラか。

『思い出してくれるかなぁ..』

神「どっちかは決めていたようだね」

『うん。私は____

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転生しないよ。ただしね____