18:人魚姫に恋した黒い王子さま ページ18
うわぁ…コレ可愛いなあーって気持ちなのだろうか…。目を輝かせて小物を見ているAちゃん。うん、めちゃくちゃ可愛い。マジ天使。やっぱり可愛い美しい綺麗な人魚姫だね。
「童話モチーフな小物とか好きなのかい?」
激しく首を縦に振るAちゃんが可愛い。とりあえず可愛い。少しだけ頬を赤くさせているから、もっと可愛いよ!!マジ天使!!人魚姫!!
「じゃあ欲しいもの全て買おう!!!遠慮は要らないよ!!さぁーどれだい!!」
手に取るのは3つ。人魚姫モチーフと白雪姫モチーフとシンデレラモチーフだった。
「え…3つだけ?」
「はい…。」
「遠慮は要らないんだよ?」
「ホントにコレだけです…。」
「そっか!!分かったよ!!買ってくるよ!!!」
3つだけ持って会計をする。そして急いでAちゃんの元へ行く。
「ほら!!買ってきたよ!!」
「ありがとう…ございます…。」
「どーいたしまして!!」
次は甘味処に行きたいと言うリクエストに応えるため、美味しくて良い甘味処へ連れてってあげた。そっかAちゃんは甘い物が大好きなんだね。よし、今度良い所のスイーツ買ってあげなきゃね。
「美味しい…。」
「そうかい!!それは良かった!!喜んで貰えて嬉しいよ!!」
これからもたくさんリサーチしなきゃねー!!嬉しそうにスイーツを食べるAちゃんが可愛いくてしょうがない。可愛すぎる…綺麗すぎる…美しすぎる…。反則だしキュン死しそう…いや、もうしているのか?
「ありがとうございます…。」
「君のためならお安いことさ。」
はぁ…可愛いなあ…可愛いすぎる。どうして私の天使な人魚姫はこんなにも可愛いくて美しくて綺麗なんだろうか。
あの蛞蝓なんかに見せたらいけないなあー。あんなのに見せるのはホントに勿体ない!!絶対に見せないようにしなければ…。
でも、私にも勿体ない。何よりも私と彼女は釣り合わない。無垢で純粋な彼女に私のようなマフィアで幹部をして…汚れた者となんて…釣り合わないにも程がある。
だから私は彼女を愛していても、手は出さないしそれ以上を求めない。私は彼女のそばにいられたらそれで良いし、幸せなんだ。それで十分なんだ。
その関係を貢ぎ養うと言う名目で…私の心を隠すんだ。
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けらしあ(プロフ) - 初コメ失礼します!続編希望です!!とても楽しく読ませて頂きました。ありがとうございます (2019年9月27日 22時) (レス) id: 4b00fe55ba (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - 完結おめでとうございます!ラストで泣きました!ぜひ、続編も見たいです! (2019年9月27日 21時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 続編希望! (2019年9月27日 20時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
カト - 完結おめでとうございます!ぜひ探偵社編も見たいです〜! (2019年9月27日 20時) (レス) id: 2445f38454 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - 最終話が美しすぎました・・・!探偵社編もぜひ見たいです・・・!検討の程お願いします!まずは!更新お疲れ様でした! (2019年9月27日 17時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2019年9月18日 23時