67 ページ22
私も着地し岩を運んだ巨人を見ると男の子が倒れており2人が介抱していた。
リヴァイの顔怖いから2人警戒しちゃったじゃん…。
「リヴァイ兵士長にAさん…。」
名前を呼ばれた方をみると駐屯兵のリコが立っていた。
「リヴァイ、あとは私がやる。入口は塞がった。中を掃討しよう。」
「ああ。そうする。」
「兵長！Aさん！人を集めて来ました。」
ペトラが上空から降りてくる。
「A。あとは頼んだぞ。」
「はいはーい。」と飛んでいくリヴァイに手を振った。
さて…と言って３人を振り返った。
「とりあえずここは危険。上で話を聞こう。その子は私が持ち上げるけど2人は上まで飛べる？」
「はい…。」と小さい声で返事をした。
「リコ。君からも話が聞きたい。来てくれるか？」
「はい。」
返事を確認して男の子を抱え壁上へ飛んだ。
よいしょ…。と言って男の子を寝かせ
顔を触ってみるとかなり熱い。
「この子の名前は？」
「エレン。」と黒髪の子が答えてくれた。
「君は…ミカサ？」
「え…はい。」
驚いた顔をしている。
「教官が今年の訓練兵の１位だって教えてくれて。それで顔覚えていた。」
「そうですか…。」
「僕はアルミン・アルレルトです。僕たちはエレンの幼馴染で訓練兵の同期です。」
「そう。」
みんなの顔を一通り見てリコの方を向いた。
「リコ。一体何があったの。」
「はい。話せば長くなりますが、トロスト区の門が超大型巨人に破壊された後、駐屯兵と訓練兵で戦っている最中エレンが巨人化し巨人を多く倒しました。そしてその力を利用してあの大きな岩で壊された入口を塞いだ。という流れです。」
「そっか…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じゅく子 | 作成日時：2019年8月14日 21時
