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夏油side
五条「高専を起点に障害物のないコースを予め引いておけば可能だと思う。硝子、実験用のラット貸してよ」
家入「えー…」
隣に座るAは元々最強みたいな術式を持っていて、それに続いて
悟も"最強"に成った。
五条「ん、傑…ちょっと痩せた?大丈夫か?」
悟は任務も全てひとりでこなす
硝子は元々危険な任務で外に出ることは無い
Aは……私たちの中で1番任務が多く学校にはあまり来なくなり、
必然的に私も1人になることが増えた。
夏油「ただの、夏バテさ。大丈夫」
五条「ソーメン食いすぎた?」
家入「何言ってんの?」
五条「いや夏じゃん?ソーメン食うだろ」
家入「だとしても意味わかんないんだけど。」
五条「いやだからさ___」
ぐるぐると何かが頭の中を回る
まずい、吐きそう
『夏油、飴ちゃんいる?』
スっとその声が頭に響いた。
夏油「_____……いる」
『このあとさあ、夏油任務でしょ?』
夏油「…うん」
少し、行きたくないな
『私は昨日から今日の朝にかけてすっごく頑張ったんだよ』
ああ、そうだね
硝子から聞いたよ。だから体調があまり良くないんだろう?無理はいけない、しんどいなら医務室に行こう。私が付き添うよ
そう言いたかったのに言葉が出なかった。
『だから、今日は休み。夏油の任務、着いていってもいい?』
夏油「……え、?なん、で?」
星漿体が同化してから
Aは少しずつ私の任務に着いてこなくなった。
多分自分の任務が増えて忙しくなったからだろう。彼女も私や悟と一緒で特級だから。
可愛がっている後輩の鍛錬の面倒には時間を割いているみたいだけど。
私は
祓ってもAの
『最近みんな忙しくてさ私、一人の時間が多いの』
夏油「…うん」
『こういうこと言うのは柄じゃないんだけど、』
夏油「うん、」
『寂しい。だから、私今日休みだし夏油のそばにいてもいい?』
首を傾げたAに
私は断る理由も…いや断りたくなかった。
Aは任務明けで体調も良くないのに、
本当なら断るべきだ。
でも、
そばにいて欲しいとそう思ってしまった。
今は、一人でいたくない…
夏油「うん、戦うのは私がするから…すぐ近くで見ててくれるかな」
『別に私も戦っていいけど』
夏油「いや、それは私にやらせて」
せめての、だ。
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すいさい - 天才か?天才なのか?天才だ!!!!!!!!!えっえっやばすぎる本当に見るの5周目くらいなんですけど???もーーーーほんっっっっっとにすき愛してる🤞🤞🤞 (3月23日 11時) (レス) @page33 id: 1925796cc2 (このIDを非表示/違反報告)
わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - この作品なら全米が泣いたって言葉をキャッチフレーズにしても信憑性ありそう (11月11日 12時) (レス) @page33 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
さてゃ - 前作から愛読させて頂いてました‼︎お話の作りや世界観が大好きで毎日更新してないか見に来てたぐらいです笑 素敵な作品、ありがとうございました!! (9月2日 6時) (レス) id: e6ff0a678d (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - とても素敵な作品をありがとうございます!次の作品も楽しみにしています、! (9月1日 15時) (レス) @page31 id: 675afff843 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました!! (9月1日 14時) (レス) @page31 id: cc9fe59f17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+1 | 作成日時:2023年8月2日 23時