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ひとつの花瓶をなんでふたりで…
とも思ったがまだ一緒にいられると思うと
余計なことは言わないでおいた。
廊下にはチラホラと人がいて
もうすぐホームルームも始まる。
隼「よう鹿島」
竜一「狼谷！おはよう。狸塚さんはさっきぶり」
『うん』
竜一「あ、あのさ…俺なんかどっか変かな？今日から制服ここのなんだけど」
隼「…あぁ、確かに」
竜一「確かに！？」
私たちは鹿島くんの後ろ下を見た。
隼「こんなとこまで後ろにガキども引き連れて何やってんだお前」
竜一「えっ！？」
鹿島くんの後ろには弟を含めみんなが。
竜一「虎太郎！？みんなもなんで」
鷹「こたろがきたそうだったから、ついてきてやったんだぞ」
拓馬「やったぞー！」
鹿島くんにくっついて離れない虎太郎くん
みんなは遊べと要求してくる
ここは一応廊下だ。
周りがうるさいと顔を歪めている。
鷹「あそべ！」
奇凛「あそびなちゃい」
拓馬「あそべあそべ！」
隼「鷹、今すぐ黙んねぇとぶっ飛ばすぞ」
『ちょ、幼児相手に凄まない、凄まない。』
数馬「ねぇちゃっ、！」
『はいはい、泣かないの』
虎太郎くんと同じようにくっついてきた数馬
花瓶危ないや
鷹「なんでおでっ、おでだけ！あ"にぎの んこたれぇぇ！」
廊下を思いっきり走っていく鷹くん
竜一「鷹くん！走ったら危な＿＿」
ﾄﾞﾝｯ!と鷹くんが誰かにぶつかる
竜一「あの、ぶつかっちゃってごめ…」
？「"ごめん"じゃないわよ」
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年3月20日 22時
