第11話「帰宅」 ページ13
〜アリババSide〜
ガチャ
「ただーいまー」
タタタッ……ボスン！！
「ふご？！」
「おかえりなさい、アリババ君！！」
我が家である古いアパートのドアを開けた直後
俺の鳩尾に青い物体が衝突した
あぁ……なんか三途の川が見えるよ…
お袋が必死になんか叫んでるぜ……
「わぁああ？！？！アリババ君？！どうしたの誰に殺られたの？！」
衝突してきた青い物体……もとおい、12才の少年があたふたとする
いやいや、犯人はお前だからな？
「アラジン…勝手に殺すな…そして離れろ」
「よかった、アリババ君が生きてた！！」
「だから勝手に殺すな！！」
俺は目の前に居る少年……アラジンに怒る
こいつはある日、アパートの前でちょこんと座って居た
まぁ…そこはいろいろあれこれあって、今は俺の部屋に居候している
「アリババ君がなかなか帰って来なかったから、僕もうお腹ペコペコだよ〜」
そう言った瞬間、両手で抑えていたアラジンの腹が豪快にギョルルルルゥ〜っと鳴った
時計を見れば、普段、夕食を食べてる頃合いだ
Aの所に長居し過ぎたかぁ……
「待ってろ、すぐに美味いメシ食わせてやるからな！」
「わーい！！」
アラジンがぴょんぴょん飛び跳ねて喜ぶ
やっぱ、アラジンって可愛い所があるよな〜
そんな呑気な事を考えながら、俺は夕食の準備を始めた
続く (更新停止中)
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紅唖 - すごい面白いです!!!!!!!!!!これからも更新頑張って下さい!!!!!!バリバリ応援してます!!!!!! (2014年10月20日 6時) (
レス) id: 481bd8475c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜一夜月 | 作成日時：2014年7月5日 21時
