運命の再開!?…なぁんてものなどではありません! ページ10
『なり』を探して三千里……
とまでは行きませんが数時間が経過…
そろそろ渚沙ちゃんほんとに元就に置いて行かれたのかと思い始め少し涙目になっていました。
「………ぐすっ…ひっく…なりぃ……」
「あわわわ…なっ泣くなって!!きっと『なり』ってやつも渚沙ちゃんのこと捜してんだよ!!迷子ってのは余りその場から動いちゃいけねぇしな…」
「えっく…ひっく…そうなの??」
「なりは渚沙ちゃんを捨てる奴に見えたか?」
「ううん。なりは優しい!!」
その言葉でぱぁっと明るくなる渚沙。
「よし!なら大丈夫だ!なりが迎えくるの気長に待とうぜ?そこの茶菓子やで」
「うん!まつぅ!!」
どうやら機嫌取り戻したようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おだんごおいしー!!」
「キキー!!」
「夢吉も旨いって言ってるぜ」
「ゆめちゃんいっしょー!!」
可愛らしく笑う渚沙。
先程の泣き顔が嘘のようです。
「所で渚沙ちゃんってどっかのお貴族様なのか?」
「きぞくー??」
「お偉いさんってことさ。そんなに立派な着物着てるしさぁ…」
慶次がそう言ったその時。
「渚沙、やっと見つけたぞ。」
「!?………なぁりぃ!!」
後ろから聞き覚えのある声が……
振り返って見ると元就が心配そうな顔で立っていました。
元就さんの顔を見た瞬間元就に抱きつく渚沙ちゃん。
「ったく流石に思い当たる所を捜しても居ないので誘拐されたのではないかと少し焦ったではないか…」
少し怒り気味の元就。
まあ、いきなり居なくなって見つかったらそりゃ説教くらいはされます。
「うぅ〜……ひっく…」
あらあら元就の説教でまた泣き始めてしまった渚沙ちゃん。
「でも、まあ我も忠告するのが遅すぎた故このような結果になってしまった。お互い様よ。………無事でなりよりぞ、渚沙」
やはり人を怒っても自分も攻めるところは変わりませんね。
最後の方は少し微笑していう元就。
そんな元就さんに渚沙ちゃんは思いっきり抱きつきます。
「なぁぁりぃぃ!!!」
「…ふっ…」
元就さん薄らの微笑みが何とも言えない美しさです。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
睡蓮(プロフ) - 烈火さん» 慶次も好きだけど一番は毛利さn((←…おお!楽しみにしとります!いえいえどういたしまして!私も好きっすよ!んじゃ! (2014年10月6日 18時) (レス) id: cae10a42ce (このIDを非表示/違反報告)
烈火(プロフ) - 睡蓮さん» 慶次大好きだもんねww睡蓮wwまあちょくちょく出すよ慶次さん。就さんは渚沙に対してだけ優しいのですww元親は微妙……ありがとう!!(*´▽`*)睡蓮大好きだよぉ!! (2014年10月6日 18時) (レス) id: 425e87e5cc (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 慶次ぃぃぃ←落ち着きましょう。)…毛利さんも良い人で嬉しいです…(^^ )ただやっぱり大変そうだわ…(笑)応援しております! (2014年10月6日 18時) (レス) id: cae10a42ce (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(´∀`*) - 烈火さん» 解説わかりやす!ww (2014年10月3日 16時) (レス) id: bc5365b87c (このIDを非表示/違反報告)
烈火(プロフ) - あんこもち(´∀`*)さん» ありがとうございます! (2014年10月2日 17時) (レス) id: 425e87e5cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ