[戦国BASARA]君がくれた『思い出』と言う名の“宝物”

元就さんピンチです！ ページ5

さっさと政務を済ませてしまおうと元就は筆を走らせる。

大分と終わったので後残り今やってる渚沙は良い子に元就の膝の上で人形遊び。

一見迷惑に見えるところだが元就は気にしてない様子。

「なぁりぃ！！おわった？？」

「終わったぞ。」

「ほんと！？なぁり！あそぼぉ！」

「そうだな。渚沙は何がしたいのだ？」

「にんぎょーあそびぃー！！」

「……………」

あれ？どうしたのでしょうか。元就さんが固まってしまいました。

「なぁりぃ？？」

「……………」

渚沙ちゃん元就さんに手を振りますが反応なしです。
さぁどうする？渚沙ちゃん！

「なぁぁりぃぃ！！！てぃ！！」

おっと渚沙ちゃんは元就さんにべしっと攻撃！！
っても叩いただけですが……

「！？…なっ渚沙……人形遊びだけはやめぬか？？」

やっと意識を取り戻した元就さん。やったね！渚沙ちゃん！

「うぅ……？？にんぎょーあそびぃー、やーや？？」

「う゛っそう言うわけではないが、その…我にも色々あるのだ。」

「う〜……じゃあおままごと！！」

またまた無邪気に提案してくる渚沙ちゃん。

「まっままごとだと！？」

どうしたのでしょうか。元就さん少し慌てた様子です。

「なっ渚沙…ままごともやめよ。」

「うぃ？？どーして？なりあそんでくれないの？？」

先ほどから渚沙ちゃんの案を否定する元就に対して渚沙ちゃんは涙を目に溜めて聞いてきます。
まあ、普通ですよね……

「そっそれはだな、我にもいろいろ事情があるのだ。」

元就さんそのうるうるな瞳に少し動揺します。
精神的ダメージ喰らった？？

『平和』なのです！→←れっつごー！！！厳島！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す