[戦国BASARA]君がくれた『思い出』と言う名の“宝物” (ページ32)

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番外編　渚沙ちゃんのお正月　四ページ32

「一種目はこれだ！書き初め！！」

「やっやけにのりが良いな…」

佐助くん、結構気合い入ってます。

審判なのに……
いや、審判だからなのか？

「かっ書き初め！？」

「お題は『初日の出』だ」

「…日の出だと？」

元就さん、日の出に食らいつきました。

まぁ、日輪だもんね！

「…フン。やってやらんこともないわ。」

「ちょっ西海の鬼、アンタ習字得意か？」

「そっそう言うアンタこそどうなんだよ！独眼竜！」

…………あ～この二人習字苦手みたいです。

「毛利殿！一緒に頑張りましょうぞ！」

・

・

・

「双方準備はいいかぁ！」

「「おぉー！！」」

「それじゃあ始め！！」

と言うことで始まりした。
第一種目書き初め大会。

果たしてどうなることやら………

「所で猿飛。あいつらに規則説明したのか？」

「……してないね…まっ、これ終わってからでもいいでしょ。」

「…………」

「………Noo！上手く書けねぇぜ！！」

「はっ、何だよそのアンタの字。渚沙の方がまだ上手いじゃねぇか！」

「俺に喧嘩売ろうったぁいい度胸だな？西海の鬼！っていうアンタも渚沙より下手じゃねえかよ！！」

まさかの渚沙ちゃん基準………

「まっ政宗様がこの程度の字を……」

小十郎さんかなりのダメージらしいです。

一方紅組はというと…

「……書き初めは難しいでござりまする…」

やはり手間取ってたのでした。

が、

「…………この程度も書けぬのか？愚か者め」

１人だけそうじゃない人がいました。

そう、元就さんです。

なんということでしょう。
元就さんお手本よりも綺麗に書かれてます。

「……もっ毛利殿！？」

「凄いね……毛利の旦那……」

「コイツは見事だな。」

幸村に佐助、小十郎までもが驚いてます。

「それじゃあ決まりだね！白組は渚沙ちゃん以外もうなんか違う勝負してるし…」

「……政宗様…」

がっ頑張れ小十郎さん！！

「一種目の書き初め大会は紅組の勝ちに決まり！」

「やりましたな！毛利殿！！」

「フン。当然のことよ。」

「Shit！！次は負けねぇぞ！」

「おうよ！負けてられっか！！」

東西アニキコンビはすごいことになってるね……炭まみれ………

と言うことで第一種目の書き初めは毛利・真田の赤組が決めたのでした。