[戦国BASARA]君がくれた『思い出』と言う名の“宝物”

番外編　渚沙ちゃんのお正月　参 ページ31

「おいおい俺達のこと忘れちゃいねぇか？」

っとここで政宗くん。

「ちょーそかべ殿、渚沙殿、明けましておめでとうでござります！」

「あぁそうだな。真田に独眼竜、右目に猿飛、今年もよろしくな！」

「ゆきにぃ！それにこじゅさん！あとそれからさしゅけにぃに……ないすとうさん！！あけめておでめとー！」

渚沙ちゃん…色々間違えてます。

「さっさしゅけにぃって俺様のことだよね？」

「うん！さしゅけにぃのことだよ？」

どうやら渚沙ちゃん『さすけ』を『さしゅけ』と覚えたようです。

「渚沙、さしゅけにぃとゆきにぃとこじゅさんは分かるが、ないすとうさんってもしかして独眼竜のことか？」

「う〜？どーがんりゅー？」

お兄ちゃんの一言で首を傾げる渚沙ちゃん。

しかも独眼竜が言えてません。

「こやつのことぞ」
そんな渚沙ちゃんを見て元就さん独眼竜こと政宗くんを指差します。

「うん！ないすとうさん！！」

「……渚沙、いいか？Nice to meet.ってのはよろしくって意味だ。俺は伊達政宗。」

「…そなの？んじゃあまさにぃ！」

ようやく理解して貰った政宗くん。

「そうだ！せっかく人がいるんだしさ、皆でお正月定番の勝負しようよ！」

「おっ！いいな！俺は賛成だせ！！」

「某もでござります！」

「なぎさもぉ！」

みんな賛成する中、元就さんだけが

「我はやらぬ」

と否定してました。

が、結局渚沙ちゃんのうるうる攻撃に負けてすることに…


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「んじゃあ白組が伊達の旦那に鬼の旦那。それに渚沙ちゃん！そして、紅組が真田の旦那に毛利の旦那で決まりだよ！勿論審判は俺様と片倉の旦那だぜ」

「異論はねぇよな？」

「「おお〜！！」」

「………はぁ…何故こうなったのだ…」

かくして正月の定番勝負が幕を開けたのである。

元就さん頑張れ！

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