15km/h ページ17
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お隣に来てほしいというちょっと不思議な用件。
しかも、なにか準備をしていたらしい。
なんだろうかと博士宅に伺うと、なぜかあたしだけ先に入ることに・・・
探偵団は、あたしがドアを閉めてから30秒数えるよう言われていた。
一体なんなんだ?
「おじゃましまーす」
「いらっしゃい」
はい、哀ちゃん可愛い
今日の服装もベリーキュート。
今度お姉さんと浴衣買いに行かない??紺色のような紫のような色合いの可愛いの見つけたのでぜひ買ってあげたい
「Aさん?」
「あ、コナンくんがいる」
「最初からいたよ」
朝から居たのは知ってたけどさ。
脳内でデートのお誘いをしていたせいか、探偵団達がやってきた。
二人ともカウンター的なところに座っているのであたしも座らせてもらう。
「すぅっげぇー!!」
ちなみに、カウンター台を背にした目の前のソファーと机には仮面ヤイバーグッズが並べられている。
多種なグッズで埋め尽くされた空間に探偵団は大興奮である。
これだけのグッズもらえるってなったら、そりゃテンション上がるよね・・・分かる!
「ぜーんぶ みんなにプレゼントよ。
パパを助けてくれたお礼にね」
すげぇ・・・感謝の気持を最大限に表してるじゃん・・・
隣で冷めてる二人はせめて子供っぽく遠慮しなさい!
まぁ二人らしいから、ファンとしてはそれで良き
「Aお姉さまにはコレ!」
「え!?あたしにもあるの!?」
目の前に差し出された封筒に呆気に取られ、脳が理解するのに時間がかかり反応が遅れた。
「もっちろん!
だからお呼びしたんですよ!」
なるほど
微塵も気にしてなかったけど、確かに流れ的に呼ばれた理由はそうなるか
「鈴木財閥グループのところならどこでも使えるペア旅行券です!
ぜひ昴さんと!」
「・・・考えとくね、ありがとう」
上手く笑えた気がしない。
昴さんの状態で旅行なんて行けないし、ましてやあの"赤井秀一"となんて心臓がもたない!
・・・まぁそれ以前に、
秀一さんで出掛けれる=
ってことだから無理だろうな
これは冴木行きかな。
すみません鈴木夫妻・・・ご好意を無下にしてしまって・・・
「・・・Aさん?」
「新一くんと蘭ちゃんにあげるのも有りか」
「「えっ!?」」
コナンくんの呼びかけに小さな声で返すと、隣にいた蘭ちゃんにも聞こえたらしく驚かれてしまった。
なんや二人とも、照れんなや
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年4月23日 15時) (レス) @page34 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - めっちゃ面白かったです!これからも更新楽しみにしてます! (2021年11月14日 7時) (レス) id: 909490fd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年8月8日 0時