【歌い手】ライブやイベントに一切出演しない爆発的人気を誇る歌い手が逆ハー(乙女ゲー)を回避しそこねそうになる話

八十六話 どっちが年上？ ページ45

色々ありすぎた勉強会から数日後

数日しか私の時間がなかった

そう、今日は


う「じゃあ！行こっか！」


付き添い人だそうです


_____ _____


ﾋﾟｺﾝｯ

もはやこの音に慣れて音が鳴る寸前に気づくまでになってしまった

それはともかく内容はこうだ


浦田 : 買い物に付き合ってー


女子みたいな一文と一番ツッコミたいのが、いつ私の連絡先を知ったんだ

そして何故私

もちろんこの問題に答えは


椿 : 嫌です


が、正解、花丸である


しかし、正解なのにバツをつけられたみたいで、


浦田 : どうせ暇なんでしょ


このたぬきめ…


椿 : 暇じゃありません

浦田 : 不登校なのに？


作業という理由を言えたら最高なのに


椿 : どうして私を連れて行くんですか

浦田 : それは、来てからのお楽しみ


……死ねばいいのに


_____ _____


う「じゃあ！行こっか！」

『１時間で済ましてくださいね』

う「そんな早く終わるわけないでしょ」

『１時間で済ましてください』

う「年上に命令しないで」

『え……』

年上……、？この、たぬきが…？その、身長で、？

前々から思っていたけれど、あざとさと身長合わせたら年上なんて見えるわけがない

う「年上に見えないって思ったでしょ」

『当たり前じゃないですか』

う「こう見えても_____『こう見えてもってことは自覚あるんですね』……ぐぬぬぬ」


悔しがる姿を見て(´・∀・｀)ｻﾞﾏｧなんて

思っていたりした

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