37話 ブラックリスト ページ40
No side
静かになった空間で異様な3人が残される
「……俺、ちょっと出る」
そう口を開いたのは生徒会長である、天宮翔太だった
ま「えっ、あ、ちょ、」
ﾊﾞﾀﾝｯ
_______
ｶﾞﾗﾗ
天宮翔太___天月は、窓にもたれかかっているある人物の教室に来ていた
「来たんだ」
薄らと見向きをせずに笑みを浮かべた
天「…最初から、こうなることを予想してたんだな……リストに入れて正解だったよ____赤城蘭」
赤城蘭
そう呼ばれる彼女は魔女の方に微笑んだ
天「どうして俺らの記憶が欠けていたか、話してもらおうか」
蘭「…なんで私なの？」
天「………答えろ」
低くドスの効いた声で蘭を睨みつける天月
蘭「……魔法よ」
天「は」
あまりに馬鹿げた答えに頭に血が上るのも当然だが、彼女はそのまま言葉を繋げた
蘭「詳しくは言えないし、話さないけど……A先輩は私を庇ってくれたからその御恩を返しただけよ」
天「……」
蘭「まだ思い出せてないみたいだけど、時期に思い出すと思うわ」
いつもの彼女からは考えられないくらいの大人びた口調
恐らくこれが本来の姿なのであろう
天「猫被らないんだ」
蘭「別に、私はA先輩に仮を返したかっただけだから。貴方の前でわざわざ被ってたら疲れちゃうでしょ？」
天「……」
蘭「話はそれどけ？じゃあ帰るわ」
引き止めることもなく、足を進める彼女を目線だけ見送った
天月は特に謎が解けきったわけでもない状況に不思議と違和感は抱かなかった
天「……保健室、行ってみるか」
一人呟きながら、彼もまた、足を進めた
_____________________
残り少ないですが！アンケートです！
自称モブが紙飛行機を投げたら主人公達の出会いを変えちゃった話、の!オチアンケ!!
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パチュリア - 林檎さん» いやもうほんとうるさくて申し訳ない…ありがとうございます！ (2017年4月15日 12時) (
レス) id: a9fbc73fe2 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - パチュリアさん» おおおおいつも本当にありがとうございます！！あの、編集の所にある地球マーク押せば出ると思います！ (2017年3月21日 15時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
パチュリア - 相変わらず素晴らしい終わりですね!(泣)8888888888あと質問なのですが、新作アンケのようなリンクを貼る方法を教えて下さいませんか！？ (2017年3月21日 13時) (レス) id: a9fbc73fe2 (このIDを非表示/違反報告)
みゃのさん - 林檎さん» ありがとうございます。みゃのさんが林檎さんや読者様に迷惑をかけていたなら、全力で謝ります。でもみゃのさんも一応、作品を出している人間です。貴女のアドバイス有り難く使わせてもらいます。 (2017年3月20日 21時) (レス) id: 375ad31803 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - みゃのさんさん» みゃのさん自体が、悪気があってやったわけではないと信じているので、今後気を付けた方が良いのではと思います。長々と失礼致しました。良い作品を作ってくれること祈っています(´▽｀) (2017年3月20日 21時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2017年2月8日 15時
