32話 予感 ページ35
____後日
ｺﾝｺﾝ
「どうぞ〜」
緩い声がした後、ドアノブを回す
ｶﾞﾁｬ
『……失礼します』
授業が終わり放課後
昨日とは打って変わって少し曇がかかっていた
まだ太陽は日を照らしていて落ちそうにない
静かに窓を見つめながら会長と向かいの席に座る
そこで少し視線を感じた
『あれ、部長……なんでここに…』
る「んー見学？」
腕を組みながら棚にもたれかかっていた部長こと、神崎輝先輩
天「るすくん、座るなら座る。立つならあっちに行って？」
る「はいはい、座りますよ」
少し急かされつつもゆっくりと腰を下ろした
天「それで、昨日とそして落ちたことだけど…」
『はい………落ちたことに関しては、あまり。昨日は……何だか触れてはいけないものに触れたようなそんな感じです。…何となく思い出すのが怖くて…』
天「それは僕に関連してること？」
『分かりません……』
いや、嘘だ
絶対違う
そんな根拠もない確信がどこかにあった
ただ、それすらも″ワカラナイ″
少しの間、沈黙が入った
ﾊﾞﾝｯ!!
それを破ったのは紛れもないドアの音と声だった
「先輩！！」
生徒会室にいるメンバーは全員はてなを浮かべている
一人は何かを予想していたようだけど
『…？』
天「どうしたの？千ちゃん」
る「………」
千「真冬先輩が____！」
天「まふが？何かあったの？」
冷静に宥めながら問う
千「倉庫に……閉じ込められててっ…！！私、どうしたらっ……ｸﾞｽｯ」
『閉じ込められたぁ！？』
る「しっ、煩いよ」
『ご、ごめんなさい』
部長に地味に怒られながらもこの状況に困惑する
どういうことだろう、閉じ込められたって…
天「一旦落ち着こう？……でさ、どうしてまふが閉じ込められたって知ってるの？そしてまふは何処にいるの？」
千「西校舎の…裏庭にある倉庫から……声がして…」
天「今も？」
千「そらるさんに、頼みました、」
天「……なんで裏庭に行ったの？」
千「ゴミを捨てにいってたんです」
事情聴取みたいな事が行われてる間、部長は何やら顎に手を当ててまるで探偵気取り
大してこの話は関係なさそうとみて、退散しようとする
が
る「待って」
『なんでですか？』
る「Aちゃん、ちょっとヤバイかも」
？？何が？
少し緊迫した空気のまま時が流れる
太陽がさっきより燃えている気がした
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パチュリア - 林檎さん» いやもうほんとうるさくて申し訳ない…ありがとうございます！ (2017年4月15日 12時) (
レス) id: a9fbc73fe2 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - パチュリアさん» おおおおいつも本当にありがとうございます！！あの、編集の所にある地球マーク押せば出ると思います！ (2017年3月21日 15時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
パチュリア - 相変わらず素晴らしい終わりですね!(泣)8888888888あと質問なのですが、新作アンケのようなリンクを貼る方法を教えて下さいませんか！？ (2017年3月21日 13時) (レス) id: a9fbc73fe2 (このIDを非表示/違反報告)
みゃのさん - 林檎さん» ありがとうございます。みゃのさんが林檎さんや読者様に迷惑をかけていたなら、全力で謝ります。でもみゃのさんも一応、作品を出している人間です。貴女のアドバイス有り難く使わせてもらいます。 (2017年3月20日 21時) (レス) id: 375ad31803 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - みゃのさんさん» みゃのさん自体が、悪気があってやったわけではないと信じているので、今後気を付けた方が良いのではと思います。長々と失礼致しました。良い作品を作ってくれること祈っています(´▽｀) (2017年3月20日 21時) (レス) id: 9351c6d4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2017年2月8日 15時
