【歌い手】とりあえず自称モブが紙飛行機投げたら主人公達の出会いを変えちゃった話

15話 兄妹 ページ18

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千「あ、電話だ……気のせいかな？」


フラグ回避が神すぎる


とりあえず、濃い1日を終えるため帰る

うん、流石にもう何も無いから


_______ _______

ｶﾞﾁｬ


『ただいま〜』

兄「お、やっと帰ったかー」

『うん帰った。お腹空いた』


現在時刻は7時半

本当にあの後何も無いから、私やっぱモブだよねっ！みたいなこと思いながら帰っていた


そういえば、さっき見慣れない靴があったような…


「わ、おかえり〜！」

『げ、……坂田だ』

兄「げ、坂田だぁ(*´艸`*)」

坂「うらたさんまで酷いっ！！」


このアホっぽいに人は兄と幼馴染みで隣の家に住んでる坂田

そして私の兄は朝霧渉っていうんだけど、どーゆーわけかニックネームはうらたぬきらしい

2人とも一つ上で、去年まで一緒の学校に通っていた人達なのである


1通りあまり出番の少ない人物紹介をしたところで、……メタいなぁ


『はぁぁ、疲れた』

う「どうしたー？何かあった？」

『なんか、高校凄い』

坂「語彙力の無さがにじみ出てる…」

『おい』


う「あ、今日カレーだけどいい？簡単なのにしちゃった(๑＞؂•̀๑)ﾃﾍ」


坂「(*´`)♡」


『やめろ、顔文字で会話するのやめろ、それとお前らもそっちの領域に行くのか。そうなんだな！！！世の中物騒だなぁぁあ！！』


私が荒れ始めたので、坂田がごめんごめんと言いながらギューッと抱きついてくるので、腹パンしてなんとか脱出する


坂「痛い、痛いよ」
※しゃがむ

う「俺の妹に何するんだっ」
※坂田の前に立つ

『おー、でも立ち位置違うよね、そうだよね、ねぇ？』
※何故か2:1



………


数分の沈黙を置いた後、


う「ご飯食べよっか」


この一言で一斉に動く

ちゃっかり坂田も食べようとしているが、日常茶飯事なので気にしない

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