172章 過ぎたことはしょうがないじゃん 【焼き付ける】side ページ41
【焼き付ける】「さてさてー・・・そろそろ状況を飲み込めたんじゃないかな??」
あたりをキョロキョロ見渡し、団員たちの表情を伺う
しかし状況は飲み込めたものの、罪悪感に押しつぶされているようだ
モモ「わ、たし・・・Aちゃんのこと忘れて・・・っ!!」
キド「っ・・・・」
【焼き付ける】「あー・・・こりゃダメだな(ボソッ」
これじゃあ使い物になりはしないよ
まったく、なんで過ぎたことをいつまでも引きずるのかなぁ〜人間ってのは
過ぎたことは仕方ないじゃない
シン「【焼き付ける】、これは・・・」
【焼き付ける】「う〜ん、ダメだね。この調子だと死ぬまでこのまんまじゃない?」
シン「おい!!」
【焼き付ける】「あはぁ〜♪冗談に決まってるじゃないか♪そんなに怒らないでくれよ♪」
まぁ事実、冗談ではないんだけどね
これだと、3人でAを探すしかないか
そう思っていると、後ろでずっと壁に寄りかかっていた【欺く】が、壁に寄りかかりながら立ち上がってきた
【焼き付ける】「うん、これで4人かな♪」
シン「カノ・・・」
カノ「過ぎたこと悔やんでてもしょうがないでしょ・・・」
【焼き付ける】「さっすが〜♪w」
世の中こういう人間がいてくれると、苦労しないよねぇ〜
僕はパンパンッと手を叩き、そこらへんに転がっている団員たちの注意を引いた
【焼き付ける】「ほらほらー、【欺く】がああ言ってるんだから、君たちも立ち上がって!」
ヒビ「・・・・」
【焼き付ける】「・・・・はぁ」
メンタル弱すぎ
僕が呆れ返っていると、後ろのほうで何人かが立ち上がる音がした
僕は微笑みながら、後ろにクルッと振り返る
【焼き付ける】「おめでと〜勇敢な戦士たち♪」
セト「・・・大丈夫ッス。また、やり直せばいいんスから・・・(ニッ」
凄い引きつった笑みだ
本当はやり直せる自信なんてないのに
コノ「僕・・・Aに会って、謝る・・・!」
こっちは完全に立ち直ったみたいだね、さっすが〜♪
最後の一人のほうへ視線を向けると、それは意外な人物で、僕は思わず目を見開いた
【焼き付ける】「女王・・・?」
マリ「ウジウジしてちゃ何も変わらない・・・だから、私もコノハ君と同じ意見だよ」
へぇ・・・良い顔してるじゃん♪
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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名無し16825号(プロフ) - 貴方の作品大好きで、いつも読ませてもらっています! 更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年9月2日 20時) (レス) id: 8fbf982787 (このIDを非表示/違反報告)
チコリ - 面白くて寝れないです (2016年3月7日 0時) (レス) id: 0b4c6a57d5 (このIDを非表示/違反報告)
馬 - お疲れ様です!敬礼(-_- d///)あ、よく考えたら冴月さん、私の3つ上だったんですね!じゃあ今度から師匠って読んでも良いでございますでしょうか(/・^・キリッ) (2016年2月8日 20時) (レス) id: 0db8b09007 (このIDを非表示/違反報告)
神秦(プロフ) - 作者さん同級生だったんですね!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 受験がんば!(あ、作者さんは公立受けないのかな?) (2016年2月6日 16時) (レス) id: 5243b5578c (このIDを非表示/違反報告)
キーボー( ´艸`)(プロフ) - 元キーボー☆カノキド廃クロ廃(ry です!更新再開おめでとう! (2016年2月6日 10時) (レス) id: 3c06f2dd90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年9月4日 19時