178章 本来、“役者”ではないはずのキミ 【焼き付ける】side ページ49
シン「心当たりあるんだろ?早く案内してくれ」
【焼き付ける】「あは♪そう急かすなよ〜、心当たりって言っても、本当にいるかわかんないよ??」
シン「少しでも可能性があるなら、俺はそれを信じて行きたい」
シンタローは、まっすぐとボクを見てそう言った
あーあ・・・・この目は・・・“嫌い”だ
ボクはシンタローと目を合わさず、スッと後ろに振り返ると、ドアを開けて、リビングを出ようとした
シン「おい!」
【焼き付ける】「わかってるよ〜、案内すればいいんでしょ??」
どーせ、あの研究施設のどっかにいるんだろう
あそこ以外に、Aをかくまう場所なんてないだろうし
ウララも知らない場所・・・研究施設の、どこかに隠し通路があるのだろう
ウララが見つけられないのも納得だ
・・・まぁ、あくまで予想だけど
でも、あの【冴える】のことだ、パスワードだのなんだの仕掛けているだろう
なら・・・
【焼き付ける】「【覚める】は生きてるー?」
エネ「・・・・なんですか」
声のするほうを見ると、シンタローのスマホ画面から、とても顔色が悪い【覚める】がいた
相当ダメージがあったんだろう、まったく、どいつもこいつも・・・
【焼き付ける】「メソメソする時間は終わった??なら協力してよ♪」
セト「ちょっそんな言い方―――」
エネ「いいんです・・・・・私が必要なんですね?」
【焼き付ける】「うん♪もしボクの予想が当たっていたのなら・・・
・・・キミはこの先、とても重要な鍵になる」
エネ「・・・わかりました」
相変わらず目は死んでいるが、まあ、大丈夫そうだ
ボクは微笑みながら、「じゃあついてきなよ」と言って、アジトから出た
あぁ、楽しみだ
いったいどんな結末が待っているのだろう
ループのときよりも、ボクの胸は躍っていた
楽しくて楽しくて仕方がない
A、ボクはキミにとても感謝している
キミは本来、この物語の“役者”ではなかった
招かれざる者・・・第3者の乱入
想定外だったが・・・そのおかげで、とても面白いことになりそうだ
・・・・さあ、“初代”【冴える】蛇
―――君はこの物語を、どう紡いでいくんだい・・・・?――――
お知らせ&ちょっと返信&続編いきます→←177章 百年なんてあっという間
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名無し16825号(プロフ) - 貴方の作品大好きで、いつも読ませてもらっています! 更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年9月2日 20時) (レス) id: 8fbf982787 (このIDを非表示/違反報告)
チコリ - 面白くて寝れないです (2016年3月7日 0時) (レス) id: 0b4c6a57d5 (このIDを非表示/違反報告)
馬 - お疲れ様です!敬礼(-_- d///)あ、よく考えたら冴月さん、私の3つ上だったんですね!じゃあ今度から師匠って読んでも良いでございますでしょうか(/・^・キリッ) (2016年2月8日 20時) (レス) id: 0db8b09007 (このIDを非表示/違反報告)
神秦(プロフ) - 作者さん同級生だったんですね!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 受験がんば!(あ、作者さんは公立受けないのかな?) (2016年2月6日 16時) (レス) id: 5243b5578c (このIDを非表示/違反報告)
キーボー( ´艸`)(プロフ) - 元キーボー☆カノキド廃クロ廃(ry です!更新再開おめでとう! (2016年2月6日 10時) (レス) id: 3c06f2dd90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年9月4日 19時