146章 真似してみたい ページ14
A「ふわぁ〜・・・」
暇だ・・・クロハは外に出てしまったし、この部屋を調べてみるか
私はベッドから降りて、部屋の中を探索した
ほんとに広い・・・扉は、出入り口用ひとつだけ
なのにこれだけ広い、そして黒い
本棚には、なんだかよくわからない本ばかり
見る限り、漫画本が一つもなかった
適当に一冊だけ取り出してみるが、やはりよくわからない
研究資料のような、科学の教師が使いそうなものばかりだ
なぜクロハがこのようなものを持っているのか、科学に興味があるのだろうか
A「・・・クロハの真似事、してみよっかな(ボソッ」
よし、読んでみよう!!
クロ「(ガチャッただいまー・・・どうした?」
A「頭が爆発しそう・・・(プシュー」
読めるには読める、だけど理解ができない
理解しようといろいろ調べて考えてみたが、脳が限界を向かえオーバーヒートした
そしてこのざまである
クロハは、ベッドに突っ伏している私の横に置いてあった本を手に取る
クロ「なんだ、こんなのに興味あんのか?」
A「うぅ・・・クロハもこういうのに興味あるんでしょ?だから、私も興味持ってみよっかなぁって・・・」
クロ「!・・・あーもうっ(ギュッ」
A「うわわっ!!??」
クロ「そういう可愛いことすんなって・・・///」
クロハは私をギューッと強く抱きしめ、そう呟(つぶや)いた
何が可愛いのか、そもそも可愛いとはなんなのか
なんだかからかわれているようで、腹が立つ
A「やっぱ訂正!!暇だったから読んだ!!それだけ!!」
クロ「はいはいww」
A「ほ、本当だもん!!;」
クロ「わーったよwwってか俺、別にこういうのに興味あるわけじゃねぇからww」
A「え??」
じゃあ何でこんな本ばかり集めているのだろうか
本を集めるのが趣味なだけ?いやでも、それじゃあ全部同じ部類の本買う必要ないよね?
私が?マークを頭上に飛ばしていると、クロハはクスッと笑って答えた
クロ「俺の前の宿主がな、理科の教科担任だったんだよ。そいつの使ってた資料をなんとなく残してるだけだ」
A「へぇ・・・そういえばクロハの宿主のこと全然知らないや」
クロ「あー・・・意外と身近な奴の親だったりして(ボソッ」
A「え?」
クロ「なんでもねぇよ、別に深い意味はねぇから」
147章 深い意味はない→←145章 なんでそんな目で見るの? カノside
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名無し16825号(プロフ) - 貴方の作品大好きで、いつも読ませてもらっています! 更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2019年9月2日 20時) (レス) id: 8fbf982787 (このIDを非表示/違反報告)
チコリ - 面白くて寝れないです (2016年3月7日 0時) (レス) id: 0b4c6a57d5 (このIDを非表示/違反報告)
馬 - お疲れ様です!敬礼(-_- d///)あ、よく考えたら冴月さん、私の3つ上だったんですね!じゃあ今度から師匠って読んでも良いでございますでしょうか(/・^・キリッ) (2016年2月8日 20時) (レス) id: 0db8b09007 (このIDを非表示/違反報告)
神秦(プロフ) - 作者さん同級生だったんですね!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 受験がんば!(あ、作者さんは公立受けないのかな?) (2016年2月6日 16時) (レス) id: 5243b5578c (このIDを非表示/違反報告)
キーボー( ´艸`)(プロフ) - 元キーボー☆カノキド廃クロ廃(ry です!更新再開おめでとう! (2016年2月6日 10時) (レス) id: 3c06f2dd90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年9月4日 19時