93章 自習 ページ7
桜「Aは頭良くていいなぁ〜、その脳みそを私によこせ!」
A「やだ(キッパリ」
アヤ「私にもちょうだい!!」
A「いいよ」
桜「えぇえ!!??;」
シュンッとなった桜の頭に犬耳が見えたのは、気のせいに違いない(
私は食べ終わった弁当を片付け、教室に戻ることにした
アヤノも心配だから着いていくと言っていたが、私は大丈夫だよ、といって一人で教室に戻った
ガラガラガラ・・・
「ねぇねぇ私のお弁当食べてみない??」
「何抜け駆けしょうとしてるの!?」
「放課後どっか遊びに行かない??」
黒羽「・・・・(シーン」
A「・・・;」
ことごとく女子の話を無視しているクロハを見て、ある意味尊敬した
私は静かに自分の席へと向かい、弁当をしまってすぐその場から退散(たいさん)した
その間、クロハはやはり私を見てはいなかった
・・・自分から約束したことなんだけどな
再び屋上へと戻ろうとしたときだった
キーンコーンカーンコーン・・・
A「あ・・・・いや、行こう」
チャイムは鳴ったが、アヤノたちを呼びに行くため私は屋上へと戻った
屋上への階段を上っていると、途中でこちらに降りてくるアヤノと桜に会った
教室へ戻る間、桜はずっとクロハの話ばかりをしていた
アヤノはさすがに苦笑い、私は無表情だった
ガラガラ・・・
桜「セーフ!」
A「って言ってる暇あったら席につきなさい」
桜「はいはーい♪」
私も自分の席に着き、頬杖(ほおづえ)をついて窓の外を見た
別のクラスがランニングをしている
そういえば、次の時間は講堂(こうどう)でか(※体育館)
いやだなー・・・体力使うの
先生「えー、この時間は自習にする」
「よっしゃ!!」
「えー!!なんでですか!?」
先生「教科担任の先生が体調不良で帰ってしまったんだ、だから自習にする」
「何してても良いんですかー?」
先生「いや、隣同士で注意し合いながら各自勉強に取り組め」
教師はそう言い残すと、他のクラスの授業へと戻った
自習・・・テスト勉強でもしていようかな
静かだし、ちょうど良いと思いさっそく勉強にとりかかった
クロハは、まぁいつも通り机に突っ伏して寝ている
隣同士で注意し合えと言われていたけど、どうせいないからいいだろう
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時