91章 "偽り"の友 ページ5
4時間目のチャイムが鳴るが、私とアヤノはずっと保健室にいた
二人で、他愛のない会話を繰り広げていた
アヤ「でねでね!シンタローってば学校なんて懲り懲り(こりごり)だー!なんて言ってさ!」
A「その気持ちはわかるな〜ｗできればニートになりたいよｗ」
アヤ「でも将来に大事なことだよ??ちゃんと通わなきゃ！」
その間、私はアヤノにいろいろ聞いた
皆とても元気そうにしているとわかり、嬉しいようで、寂しい気持ちになった
ｺﾝｺﾝｯ
アヤ「？」
「ごめんなさーい!保健室で休みたいんですけど誰かいますか??」
A「この声・・・桜だ」
アヤ「桜??」
私がカギを開けると、ドアが開いた
すると目の前にいる、"偽り"の友
桜「あー!!やっぱりここにいたんだ!」
A「休みたいって言う割には、元気そうだけど」
桜「ギクッ!えへへｗｗ実はサボりで・・・」
桜、彼女は超が付くほどの天然女子だ
普通に男子に人気があるため、一時期苛(いじ)めにあったことがある
だが本人はなぜか苛められていることに気づかなかった、というか"苛められている"という自覚をもっていなかった
そのため苛めていた側も愛想(あいそ)が付き、いつの間にか苛めが収まっていたという・・・
A「どうした天然ガール、そんなんじゃ授業ついていけなくなるぞー」
桜「天然じゃないよ！なんで皆そういうかなぁー」
アヤ「えっと・・・桜ちゃん？だっけ、はじめまして(ﾆｺｯ」
桜「あ、よろしく!」
ちなみに、なぜ"偽り"の友なのかというと、彼女も同様、私に記憶の改ざんをされて心友だと思い込ませているからだ
桜は保健室へと入ると、ベッドにダイブしてはしゃぎはじめた
桜「あ、そういえば今日入ってきた人かっこよくない!?私ほれたかも〜♪」
A「ははｗならライバルが多いね」
桜「そうそう!でも頑張るよ〜!!」
頑張らないで欲しいのが私の本音だ
アヤノはクロハの話題が出ると、顔をしかめていた
・・・別の意味で厄介(やっかい)なことになったな
桜「確か黒羽くんでしょ??どこに住んでるのかな〜メアド交換してくれないかなー♪」
A「ｲﾗｯははっｗｗそりゃ難しそうだなぁｗｗ」
絶えろA、これも平穏(へいおん)なスクールライフをおくるためだ
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん！頑張って欲しいお！ (2015年9月1日 7時) (
レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´･д･｀)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…！優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん！！いろんな意味で頑張れ！！ (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´･д･｀) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冴月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時：2015年8月4日 20時
