119章 朝比奈日和 ページ33
マリ「は、はじめ、ましてっ」
A「っ・・・うん、よろしくね(ニコッ」
セトの後ろに隠れ、おびえたように震えるマリー
言いたい、あのとき約束を果たせなかった事を謝りたい
でも、それは叶わないんだよね・・・
クロ「はっww相変わらずだな“女王”ww」
マリ「ぇ・・・」
キド「お前、なぜそれを・・・?」
A「アヤノ・・・」
アヤ「・・・うん、言っちゃおっか」
私はうなずき、アヤノは微笑む
そして皆に、すべてを明かした。私が何者かも、クロハが何者かも・・・すべて
皆驚いていて、説明が終わると私とクロハを警戒しはじめた
無理もない、私たちは“冴える蛇”なのだから・・・
アヤ「大丈夫だよ!クロハも能力を失ったし、Aちゃんは凄く良い子なの!!」
エネ「でも、新人さんは“冴える”の能力を持ってるんですよね・・・」
A「言い訳のつもりはないけれど、一応言っとく。私は誰の願いでも叶えられるから、消えることはないよ。だから争う理由もない」
カノ「・・・僕は信じるよ」
キド「カノ?」
カノ「姉ちゃんが嘘つく理由なんてないじゃん、だから信じる」
アヤ「ありがとう・・・!皆は?」
ヒビ「僕は信じるけど、あんたがヒヨリにしたことは・・・許したわけじゃない」
クロ「許してほしいとも思ってねぇよww調子にのんなガキ」
ヒビ「なっ!!」
ヒヨ「ヒビヤ、いいのよ」
ヒヨリと呼ばれた少女、その子はクロハの前まで来ると顔をそらして「ありがとう」と言った
クロハは「は?」と首をかしげ、何を言ってるんだコイツはというように、顔をしかめた
ヒヨ「私の命の代わりになってくれたんでしょ?だから・・・ありがと」
クロ「なりたくてなったわけじゃねーから、礼なら“醒ます”に言え」
ヒヨ「え?」
コノ「?」
A「前の時間でコノハが・・・君のためにクロハを引き込んだんだよ」
ヒヨ「!そ、そうなんですか・・・」
ヒヨリは申し訳なさそうに眉をひそめた
無論、私はヒヨリのことは良く思っていない
下手したら二度と、クロハには会えなかったかもしれなかったから・・・
ヒヨリはコノハのもとまで行くと、ペコリと一礼した
アヤ「そういうわけだから、皆いいかな?」
キド「確かに、お姉ちゃんが嘘を言うわけがないしな・・・歓迎しよう」
セト「俺も賛成ッス!よろしくッス!(ニカッ」
よかった、なんとか皆に受け入れてもらえた・・・
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時