113章 駆除 ※途中からクロハside ページ27
クロ「そうか・・・まぁ、そのほうが好都合か(ボソッ」
A「え?」
クロ「いや、なんでもねーよ」
クロハがなんて言ったのかは聞こえなかった、なんて言ったのか聞き出そうとしたけれど、呼び止めようと思ったときにはもうクロハはいなかった
まぁいっか、私はアヤノと桜の輪へと入った
クロハside
屋上から離れ、校舎の玄関に向かうと予想通りそいつらはいた
4〜5人の女のグループ、話している内容からして、Aを呼び出したのはアイツらで間違いないだろう
「メール無視するとか、調子のってんじゃない?」
「それなぁww」
「逆らったらどうなるか、思い知らせてやろうよ」
「賛成ー!」
「何する何する?ww」
クロ「・・・なぁ、何やってんの?」
「ビクッく、黒羽君!?」
俺の姿を見るなり、女共は動揺(どうよう)する
そして笑顔で誤魔化してきた
「あははww黒羽君ってば私たちのことつけてたのぉ〜?」
「私彼氏いないから大歓迎だよぉ!」
「ちょっと!抜け駆けはよしてよね!」
クロ「そんなことより、今から全員で学校抜け出さねぇか?」
「え!?///」
「ど、どこ行くの??」
クロ「んー・・・誰もいない場所(ニヤァ」
「「「キャアァアア!!///」」」
あーあ、おめでたい奴ら
これからどうなるかなんて、知らないくせに
幸せそうに笑う哀れな奴ら
その笑顔、現地に着いたらどんな風に歪むんだろうなぁ・・・
思わずニヤけてしまうその口を、バレないよう片手で隠す
クロ「じゃあ行くか」
「はぁーい!///」
頬を赤らめながらコソコソと何かを話す女共
気持ち悪い、何を想像しているのやら
だがこれもAのため、Aはやめろと言うだろうが、俺はやりとげる
Aに群がる奴らを“駆除”する
こいつらを消して、また別の奴がAに近づいてきたとしても
またそいつらを“駆除”する
その繰り返し
・・・・あぁ、Aに会いたい
はなれてからまだ数分だというのに、俺にとっては1時間以上に感じた
寂しい・・・か
早く終わらせて早くAに会いに行こう
俺は少し早足で、ある場所に向かうことにした
女共はキャーキャー言いながら後ろからついて来る
耳障りだ、イライラする
だが現地までの辛抱だ・・・
59人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時