110章 少しの成長 ページ24
先生「んでこの公式にこれを当てはめると――――」
A「はぁぁぁ・・・・(ズーン」
アヤ「大丈夫Aちゃん?(コソッ」
A「ははw大丈夫大丈夫w(コソッ」
アヤ「元はといえばクロハがあんなことするからだよ!!(コソッ」
クロ「モテるAが悪いんだよバーカ」
A「意味わかんないよバカ!!;(コソッ」
ブーッブーッ・・・
ポケットに入っている携帯が鳴り出した
またメール・・・だいたい予想はついているが
本文:昼休み、覚悟しておきなさい
ですよねー・・・はぁ、やだな
私は机にゴンッと頭を打ち、大きくため息をつく
すると、私の携帯をクロハが取り上げた
A「ちょっ・・・!!」
クロ「またか、どんだけ恨(うら)まれてんだよw」
A「さーね、誰かさんが私にちょっかいかけなければ、こうはならなかったかも」
クロ「へぇ・・・俺がちょっかいかけなければ泣くような奴が言える言葉か?それ(ニヤニヤ」
A「なっ!!///」
反論してやろうと思ったが、それもまた事実なので言い返せなかった
今の私では、ただ顔を赤くして、目をそらすことしかできない
そのしぐさを見て「可愛い」と言ってくるクロハに「うるさい」と罵声(ばせい)を浴びせ、私は授業に集中した
クロ「呼び出しか・・・女ってのはどいつもコイツも、醜(みにく)いな」
A「私もその醜い女の一員ですけどねー」
クロ「Aは可愛いから良い」
A「意味わかんないよ!それに可愛くない!;(コソッ」
駄目だ、授業に集中できない
横でクロハが話しかけてきて集中できない!;
クロ「おい【かける】、特別に俺の分のノートも取らせてやるよ」
アヤ「その呼び方やめてよね、あとそれくらい自分でやってよ」
クロ「うわー冷た」
シン「おいアヤノ、後ろの奴ら誰だ;(コソッ」
アヤ「私の友達だよ!ニコッ(コソッ」
アヤノがそう言うと、シンタローは恐る恐る私のほうを見た
目が合ったから、とりあえず微笑んでみると、顔を赤く染めて「ど、ども・・・///」と一礼して、前を向いた
前よりコミュ障は解消されてるのかな、その少しの成長ぶりに、私はクスッと笑みをこぼした
クロ「イラッ」
アヤ「あ、そういえば次の時間また自習だってさ、知ってた?(コソッ」
A「そうなの?教科担任の人まだ風邪なのかな(コソッ」
アヤ「よし!サボろう!コソッ(キラキラ」
A「う、うん;」
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時