107章 しぶとい奴 ページ21
キーンコーンカーンコーン・・・
A「終わったぁー・・・」
アヤ「おつかれAちゃん!」
A「アヤノもおつかれw」
最近はいろんなことの積み重ねで、疲れやすくなってしまった
だが成績が落ちてないというのは奇跡的、私はよほど期待されているようだ
だけど・・・
私はチラッと目の前のシンタローに目を向けた
シンタローもこの学校では成績トップ、戻ってきた今、今後どう左右されるのやら
すると、後ろを振り返ったシンタローと目が合う
いや、シンタローじゃない
シン『やぁ、A』
A「ははwやっぱり【焼き付ける】か」
シン『あぁ、君が元気で何よりさ♪・・・会いたくなかった奴もいるしね(チラッ』
クロ「はww安心しろ、俺も会いたくなかったからなあw」
シン『はは♪それは良かった♪』
アヤ「【焼き付ける】・・・?」
A「シンタローに憑いてる蛇だよ」
【焼き付ける】は、アヤノのほうを見てニコニコとしながら「よろしく〜♪」と手を振った
シンタローの姿だからか、違和感がすごい
そしてさっそく、【焼き付ける】がクロハ問いかけた
シン『なぜ、君が生きているんだい?』
クロ「めんどくせぇ・・・俺はもう説明しねーぞ」
A「あー・・・じゃ、じゃあ私が説明するよ;」
私は、クロハがアヤノに説明したときと同じように、そっくりそのまま説明した
そしてすべての事情を理解すると、【焼き付ける】はクロハのほうを見るなり呆れたようにため息をついた
シン『君もしぶといねー、そのしぶとさはいったいどこから来るんだい?』
クロ「腹黒のお前に言われたかねぇよ」
シン『はは!ww言ってくれるねぇww』
アヤ「えっと、皆には言わないでくれる?」
シン『いいよ、彼に敵意がないのなら争う必要なんてないさ』
A「意外と簡単に済んだなぁ;;」
アヤ「だねww」
ここまであっさり終わると、逆に怖い気もするけどね
だけど、相変わらず仲は悪そう
「あの4人楽しそ〜」
「私の如月君と黒羽君がぁ・・・」
「ちょっとあの子たちにお仕置きしてあげようか?」
「いいね!」
「思い知らせてやろう」
A「・・・」
アヤ「A?」
A「ん?あぁ、なんでもないよ(ニコッ」
そうか、アヤノも巻き込まれてしまうのか・・・
なら、私が一人で解決しなければ
これ以上アヤノに、余計な心配をかけたくない
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時