102章 友達と彼氏 ページ16
A「クロハってば!」
クロ「・・・どうせ俺よりあの女のほうが良いんだろ」
A「友達として大事なの!そっちの意味ではないから!;」
クロ「じゃあAは彼氏よりも友達のほうが大事なんだな」
A「私は両方大事だよ?だからそんなに怒らないでよ・・・」
さすがの私も、ここまで冷たくされたら泣いてしまいそうだ
すると、クロハは私のほうをチラッと見て、ため息をつきながら起き上がった
そして私と向き合うようにして座ると、やさしく抱きしめてくれた
あ、駄目だ・・・もう涙がこみあげてきた
クロ「少しは反省したかよ」
A「コクッ」
クロ「ん、なら許す」
クロハはそういうと、私の涙を舐め取った
そのことに驚き、私の涙はピタリと止まった
それを悟ったクロハはケラケラと笑っている
A「わ、笑わないでよ!///」
クロ「わかったわかったwwwククッwwww」
A「〜っもういい!!寝る!!///(バッ」
私はそのまま毛布に包(くる)まり、クロハから少しはなれた
クロハは笑いながら「悪かったってww」と、ぜんぜん反省した様子がない
私は無視した、するとクロハは、毛布に包まったままの私にギュッと抱きついた
A「・・・そんなことされても、許さないんだから」
クロ「とか何とか言って、結局許すくせにw」
A「ふん(フイッ」
クロ「あ、そんな態度とって良いと思ってんのかぁ?」
A「いいんだよー!べーっ!!」
私はそうやってクロハにケンカを売って、すぐに毛布へともぐった
だがクロハはずっと私に抱きついたままはなさない
クロ「あーわかった、そうやってればずっと構ってくれると思ってんだろ?(ニヤニヤ」
A「ガバッはぁあ!!??///そ、そんなわけないし!!///」
クロ「顔真っ赤にして言われても説得力ねぇんだけどww」
A「あぅ・・・///」
恥ずかしい・・・再び毛布に潜りこもうとすると、クロハはその毛布の中へと無理やり入ってきた
今度は直(じか)に私に抱きついて、額(ひたい)にキスをした
クロ「おやすみ」
A「お、おやすみ・・・(ギュッ」
いいや、どうせなら甘えてしまおう
そう思って、私はクロハの服をギュッとつかんで目を閉じた
どうか明日は、良い一日になりますように・・・
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時