101章 同性への嫉妬 ページ15
シャワーを浴びて30分、私はずっとここにとどまっていた
だって出たら何が起こるかわからないし、いっそのこと明日の朝までここにいようか
そんな考えも持ち始めていた頃である
ｺﾝｺﾝｯ
クロ「おーい、ぶっ倒れてねぇか？」
A「倒れてないよ、元気だよ」
クロ「元気良さそうな声じゃねぇけど？」
A「だって、クロハがあがったら覚悟しろって・・・」
クロ「あー・・・・・・・・・・冗談」
A「今の間は何!?;」
クロ「いいから早く出ろ、どうせ明日も行くんだろ」
A「え、行っていいの?」
クロ「は?なんでそんなこと俺に聞くんだよ」
A「いや、だって・・・」
クロハのことだから、学校に行くなとか騒ぎ出すかと思っていたから
予想外のことに、私も頭がついていかなかった
クロ「まぁその代わり、学校にいる間Aの半径1m以内にいるから」
A「それは困る!!;」
クロ「・・・あの女が大事だからか？」
A「当たり前だよ!だって、私と仲良くしてくれるし」
クロ「・・・Aには、俺がいれば十分だろ(ﾎﾞｿｯ」
A「え？」
クロ「なんでもねーよ、いいから出ろ、俺は先に部屋行ってる」
クロハはそう言って、その場から出て行った
少し怒っているようだった、私がアヤノを大事だと言ったから?
でも、アヤノは同性だし、まさかクロハが同性にまで嫉妬するなんて・・・
考えても仕方がない、私は風呂場から出てパジャマに着替えると、部屋へと向かった
ｶﾞﾁｬｯ
A「クロハー、あがったよー」
クロ「・・・あっそ」
ベッドに寝転び、壁側を向いて私と視線を合わせようとしないクロハ
やっぱり怒ってる、私はそっとクロハの寝そべっているベッドに腰をかけた
なんとなく、頭をなでてなぐさめてあげようと思ってクロハの頭を撫でる
クロハは振り払うことなく受け入れてくれたので、ほっとした
A「なんで怒ってるの？まさかアヤノに嫉妬したとか？」
クロ「・・・」
A「ねークロハ」
クロ「・・・」
無視されまくっている、私もさすがにムッとして、クロハの頬をつんつんと突いたり頭を軽く殴ったり、地味な嫌がらせをした
だけどクロハは無反応、本当は寝てるんじゃないかと思って、クロハの顔をのぞきこむ
クロ「・・・なに」
A「いや、寝てなかったなら良いんだよ；」
どうにか機嫌なおしてくれないかな；
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん！頑張って欲しいお！ (2015年9月1日 7時) (
レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´･д･｀)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…！優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん！！いろんな意味で頑張れ！！ (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´･д･｀) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冴月 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時：2015年8月4日 20時
