100章 お風呂 ページ14
クロハが私の部屋から出て行った後、私はずっと顔が熱かった
図星をつかれたからだ、しかも一番悟(さと)られたくなかった図星を!!///
私はフラフラしながらベットへぽふっと倒れこんだ
そしてふと思い出す、そういえば高山はどうなったのだろうか
今聞きに行ったらまた何かされそうだしな・・・でも高山も心配だし
漫画のように、私の頭の中では天使と悪魔が口論していた
「今聞きに行け」という天使のささやきと、「どうでもいいだろ」というささやき
A「・・・間をとって、どうでもよくないけど今聞くのはよそうってのはどうだろうか」
・・・私はいったい誰に提案しているのだろう
きっと私は疲れているんだ、そうに違いない
風呂に入ってさっさと寝てしまおう
そう思い、着替えを持って1階へと降りた
クロ「あ、風呂入るなら俺も」
A「駄目に決まってんでしょ!!」
クロ「んだよ、別に減るもんじゃねぇだろ??」
A「減るんだよ!!い、いろいろ・・・」
女の子というのは色々な事情を抱えているのさ
私はさっさと風呂場へ向かった
そしてドアを閉めようとしたのだが・・・
ガシッ
クロ「やっぱ俺も入る(グググ」
A「駄目だって言ってんでしょっ!!;(グググ」
クロハがドアをつかんで開けようとしていた
私は全体重をかけてドアを閉めようとするが、向こうも相当負けず嫌いなようで、一歩も引く気がない
A「本当勘弁して!!無理だから!!絶対無理だから!!(グググ」
クロ「Aは無理でも俺は問題ねぇし(ググググ」
A「風呂場に入ってる私が決定権を持ってるの!!つまり私が駄目って言ったら駄目!!(グググ」
クロ「ふーん、じゃああがったら覚悟しておけよ?(ニヤッ」
A「へ!?///」
クロハはそう言ってドアを離し、リビングへと戻っていった
風呂に入れなければ何されるかわからない
でも風呂に入れたら入れたで何されるかわからない
・・・いったい
A「私にどうしろって言うんだ馬鹿ぁああああああああ!!!!」
私の叫びは、家中に響き渡った
だがその答えをくれるものは、どこにもいないのであった
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時