89章 無意識のその仕草に・・・ クロハ視点 ページ2
ガチャッ
クロ「A?」
A「スー・・・スー・・・」
クロ「・・・」
俺は黙ってAの隣に座った、すると、俺とは逆のほうに倒れそうになっていたから、すぐにAを支え、そのまま自分のほうへAを抱き寄せた
そのときふと見えた、首元の絆創膏
歯型は消えている、キスマークはどうなっているのだろうか
そっと絆創膏をはがすと、もうほとんど消えかかっていた
もう一度つけてやろうかと、Aの頬にふれたときだった
かすかに、Aの頬がぬれていた
泣いていた・・・?
A「ん・・・・・?っく、クロハ!!??///(ガバッ」
クロ「よぉ」
A「な、なんだ・・・き、来てたなら起こしてよ;」
クロ「・・・泣いてる奴を無理やり起こすのも悪ぃなーって思っただけだ」
A「え?泣いてる?・・・あ、あぁそういうこと;たぶんあくびしたからだよww」
Aは笑いながら、涙をぬぐった
強がってるAを見て、俺はイラッときた
だから、腕を引いて抱きしめた
A「え、ちょっ」
クロ「弱ぇくせに強がんなバカ、襲うぞ」
A「はぁ!!??///意味わかんないよ!!」
うまく言い表せない
伝えようとすると、一言余計な言葉が混じってしまう
だがまぁ・・・いっか
俺はAに構えなかった分のお返しとして、Aにキスした
するとまぁ、案の定顔を真っ赤にするAだ
A「い、いきなり何!?///」
クロ「なんとなく・・・ってかキスマークもう一個つけていい?」
A「駄目に決まってるだろ馬鹿!!///」
どこまで俺に我慢させる気なんだ?
これでも抑えてるほうだってのに・・・
クロ「ってか、"学校ではかかわるな"ってルール思いっきり破ってるけどいいわけ?」
A「っ・・・誰もいないときは・・・い、良いよ・・・」
赤面でモジモジして目を泳がせているAのしぐさに、俺の理性はもろく崩れる
Aの両手を地面に拘束して押し倒すと、Aはしばし硬直した
そして状況を理解すると、また顔を真っ赤にする
A「ばっ、何やって・・・!!??///」
クロ「・・・無意識なのかなんだか知らねぇけど、そういうの見せられると・・・止まらなくなる」
A「〜っ!!!///」
キーンコーンカーンコーン・・・
チャイムが鳴り、俺はそれと同時にAを開放した
・・・約束だからな
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桜雪(さくらゆき)(プロフ) - あ、そうだね、ホントのバカノのなっちゃうからやめとくおwww←うん!頑張って欲しいお! (2015年9月1日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 落ち着くお´・д・`)これ以上殴ったら更にバカになっちゃうお(( 頑張るお!! (2015年8月30日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - カノ…!優しいね……けど、ホントは記憶があるってこと思い出したらムカついてきた何かイラっとくるおいカノ一回殴らせろ。←冴月ちゃん!!いろんな意味で頑張れ!! (2015年8月30日 7時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 冴月さん» じゃ、そっちは悪くないと認めるんだお。(^ω^) (2015年8月28日 18時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
冴月(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» キリないお´・д・`) (2015年8月28日 18時) (レス) id: afd824c661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Satsuki0111/
作成日時:2015年8月4日 20時