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39章  侵食 ページ46

――――・・・で・・・・・・ぃで




【何か】が私に手を差し伸べてくる





暗闇から、薄く見えたその【何か】は






 






――――・・・不適な笑みを浮かべていた




 




 






 


【 お い で ? 】





 






A「っ!!??(ガバッ」





・・・また、変な夢をみてしまった



でもこれはいつもと違う、なにか・・・嫌な予感がした



額から冷や汗がつたう、あのいざなう様な手はなんだったのか




私はふと、自らの腕に視線をやった




腕に広がる【蛇のうろこ】らしきものは、昨日よりも侵食(しんしょく)がすすんでいた








 

A「私が・・・新しい【女王】・・・か」







もし、【女王の蛇】が私と融合(ゆうごう)したら、マリーはどうなってしまうのだろう



最悪の結果が頭をよぎった。そうなってしまわないことを願おう


 
私はベッドから出て、家の窓を開けた



自然の風が涼やかに吹き、頬をなでた。やはり、自然が一番だ






A「おなか減ったなぁ・・・どうしよう」





ここに食料はない、つまり街に出なきゃいけないということだ



うっかり外に出てみんなに会うのもきまづい、どうしたものか・・・



コンッコンッ





A「!!??(バッ」





突然鳴り出したノックに、私は肩をびくんと鳴らして勢いよくドアに振りかえった


まさか居場所がバレた?隠れ場所をさがしているうちに、ドアはゆっくりとひらかれる





 





 




 



 


 


??「―――――・・・・A!!」





A「え?」






 

ドアから姿を現したのは、白いフードを深くかぶったマリーだった



私はあまりのことに動揺し、その場でかたまってしまっていた



マリーは私のすがたをみて、突然涙をボロボロと流し、私にかけよって抱きついた






マリ「やっぱりここだったんだ!(ギュッ」



A「ど、どうしてここに・・・」



??「あ、ほんとうにいた」



A「!!」




 

マリーに続き、ドアから姿を現したのはコノハだった


おそらく、マリーがコノハに頼んでここまでついてきてもらったのだろう


でも、なんで私なんかを探して・・・





 

コノ「シンタローたち、心配してたよ?」



A「そう・・・・・」






私はできるだけ口数を減らした、変にしゃべりすぎて、また傷つけてしまうと思ったから

めちゃくちゃ重大なお知らせ→←38章  【友達】



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作品ジャンル:アニメ
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東方 猫巫女project(プロフ) - 大丈夫!文才ならありますよ!少なくとも私よりは・・・ (2016年2月21日 10時) (レス) id: b79dfac210 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» 黒桜・桜雪「……はぁ、疲れた…」なんで裏黒くんの事を抱いてなかった黒桜が疲れるの!?((黒桜「だって、遠すぎるでしょ!?何で、運ぶのに1日?かかるの!?」だ、だって、遠いんだもん!!((黒桜「お前もう黙れ。裏黒くん運んだし、黒闇ちゃん、おいで、手当する」 (2015年7月8日 17時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 大丈夫大丈夫!(足傷だらけ)  行こ行こ!!? (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» だ、大丈夫?;;;;((黒桜「まつから、早く起きて、怪我したなら後で手当するから。」 (2015年7月8日 0時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» あっちょっと!パタパタ!ゴケ←こけた (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冴月 | 作成日時:2015年5月9日 20時

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