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30章  悪夢 ページ35

コノハは私の足をそっと放してくれた


これ以上一緒にいると、おかしくなってしまいそうだ





A「こ、コノハ!そろそろ私寝るから!」


コノ「あ、うん・・・おやすみ」




コノハはそう言って私の部屋から出て行った


私は再び布団に潜り込み、目を瞑った






 



 




・・・深い深い夢の中、私は昔の思い出を描いていた


まだ私が、自我を持ち始めて日が浅い頃。


あの頃の私は、とても幼い性格だったな




A『主!今日はどんな願いを叶えて差し上げましょうか?』

 


アザ『いや、今日はいいよ。私はお前がいてくれるだけで十分だ』
 



A『一緒にいたいのですね?じゃあその願い叶えて差し上げます!!(ギュッ』

 




アザ『わっ!こら【冴える】!』
 




A『あはは!!ww』



 

アザミ様に抱きつき、とても幸せそうに微笑む私と主



あの頃は本当に幸せだったな
 



すると、その思い出はノイズと共に消え、真っ暗な空間へと変わり果てた







A「あれ・・・?」
 



『全部、お前のせい』

 



A「!?誰だ!!」



『お前が主から離れたせい』


 



 
暗闇から現れたのは、大量の蛇たち


蛇たちは私にジリジリと近寄って、私の体は徐々に蛇たちに飲まれていった


 




A「や、やだ!!来るな!!」



『お前のせい』


『主が死んだのはお前のせい』


『償え』


『死んで償え』



A「違う・・・・!!主はそんなこと望んでない!!」

 


『全部お前のせい』

, 『償え』 『償え』

『償え』 『お前のせい』

, 『償え』 『死んで償え』

『償え』 『お前が主を殺した』 『償え』


『お前のせい』 『償え』


  『主のため』 『償え、【冴える】』

 





A「ぃぁ・・・いや!・・・だれ、かっ!!た、すけて・・・っ!!」




 


蛇たちに飲まれるなか、私は必死で手を差し伸べていた


視界がどんどん暗くなっていく、どんどん闇に引き釣り込まれていく


誰も助けに来ない、でも私は必死で助けを求めた


でも、助けを求めても、誰も来ない


そんな中、ふと脳内を横切った人物の名前を、私は叫んでいた




 




 



 


 

 


 


 








 




 


 


 


 





A「――――・・・・助けてっ・・・・・・クロハ!!!」

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設定タグ:カゲプロ , クロハ , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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東方 猫巫女project(プロフ) - 大丈夫!文才ならありますよ!少なくとも私よりは・・・ (2016年2月21日 10時) (レス) id: b79dfac210 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» 黒桜・桜雪「……はぁ、疲れた…」なんで裏黒くんの事を抱いてなかった黒桜が疲れるの!?((黒桜「だって、遠すぎるでしょ!?何で、運ぶのに1日?かかるの!?」だ、だって、遠いんだもん!!((黒桜「お前もう黙れ。裏黒くん運んだし、黒闇ちゃん、おいで、手当する」 (2015年7月8日 17時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 大丈夫大丈夫!(足傷だらけ)  行こ行こ!!? (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» だ、大丈夫?;;;;((黒桜「まつから、早く起きて、怪我したなら後で手当するから。」 (2015年7月8日 0時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» あっちょっと!パタパタ!ゴケ←こけた (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冴月 | 作成日時:2015年5月9日 20時

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