27章 堕ちろ ページ32
A「〜っ!!??///」
クロ「クククッww図星かぁ?ww」
とてもわかりやすい、こういうタイプの人間は、絶対に【仲間】というものを見捨てないのだ
・・・馬鹿馬鹿しい
A「か、勘違いもほどほどにしろ!!///」
クロ「顔真っ赤にされながら言われても説得力ねぇんだけど?」
A「っ///」
また赤面したかと思えば、Aはわざとらしく俺から顔を逸らした
それが気に食わなかった俺は、Aの両頬に手を沿えて強制的に自分のほうへ向かせた
A「わっ!?///」
クロ「なぁA、なんで急に俺に冷たくなったんだ?」
A「!・・・当たり前だ、お前はアザミ様を苦しめた」
Aの態度は一変し、冷酷な眼差しで俺を真っ直ぐ睨む
面白い・・・俺はAに問い詰めだした
クロ「それは、お前が主から離れたからだろ?」
A「お前が主に手を出さなければっ!!」
クロ「だが、それはお前が傍にいなかったせいだろ?」
A「っ!!」
Aは言葉を詰まらせた、言い返す言葉が見つからない
だって自分のせいだから
Aの悲しそうな顔を見ると、とてもそそられた
俺はAの頬から手を放す、するとAは寂しそうな表情を浮かべた
クロ「どうした?俺は主の敵なんだろ?」
A「ピクッ・・・わ、わかってる」
俺にとって、Aの主に対する【忠誠】は邪魔なものだ
その忠誠さえなければ、Aを手に入れるのにこんなに苦戦はしない
A「お前も帰ったらどうだ?・・・ウララが待ってるぞ」
クロ「ふ〜ん・・・じゃ、そうするわ」
A「っ!」
俺はわざとAの言葉に従った、そしてAに背を向ける
すると突然、後ろからAが強く抱きしめてきた
クロ「!?」
A「――・・・で(ボソッ」
クロ「・・・聞こえねぇよ?」
A「行かないでっ・・・///」
Aはそう言うと、先ほどよりも抱きしめる力が強くなった
Aの顔は見えないが、たぶん真っ赤になっているだろう
そう考えると、口元が緩んだ
俺はAに向き直り、そっと顎を持ち上げた
Aは抵抗しなかった。ようやく一歩、Aが俺のものになる日が近づいた
クロ「―――・・・俺のもとまで堕ちて来い、A(ニヤッ」
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東方 猫巫女project(プロフ) - 大丈夫!文才ならありますよ!少なくとも私よりは・・・ (2016年2月21日 10時) (レス) id: b79dfac210 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» 黒桜・桜雪「……はぁ、疲れた…」なんで裏黒くんの事を抱いてなかった黒桜が疲れるの!?((黒桜「だって、遠すぎるでしょ!?何で、運ぶのに1日?かかるの!?」だ、だって、遠いんだもん!!((黒桜「お前もう黙れ。裏黒くん運んだし、黒闇ちゃん、おいで、手当する」 (2015年7月8日 17時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 大丈夫大丈夫!(足傷だらけ) 行こ行こ!!? (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» だ、大丈夫?;;;;((黒桜「まつから、早く起きて、怪我したなら後で手当するから。」 (2015年7月8日 0時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» あっちょっと!パタパタ!ゴケ←こけた (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴月 | 作成日時:2015年5月9日 20時