20章 赤いヒーロー ページ24
真っ暗で何もない空間
気がつけば私はそこにいた
??「来ないで！」
A「・・・？」
声の聞こえるほうへ視線を向ける、すると、少しずつ赤いものが見えてきた
そしてだんだんとその姿がはっきりしていった。赤いマフラーをみにつけた少女だった
A「君は・・・誰？」
アヤ「私はアヤノ、貴女はAちゃんだよね？」
私の名前を知っている？しかもアヤノって・・・
アヤノはゆっくりとこちらに歩み寄ってきた
アヤ「Aちゃんお願い、【こちら側】には来ないで」
A「【カゲロウデイズ】、やはり君はそこにいるんだね？」
アヤ「うん、でもこれは、私の意思なの」
A「意思？」
アヤ「私は、自らの意思で蛇を宿し、そして【カゲロウデイズ】に留まってるの」
蛇を宿した状態で留まる？いったい何故そんなことをするのだろうか
私は彼女が理解できなかった
アヤ「私のお父さんは、【あの日】にお母さんと事故で亡くなった。そしてお父さんは蛇を宿して再び戻ってきたの、【冴える】という蛇を宿して・・・」
A「!!!」
アヤ「お父さんは【冴える】に願いを与えた、お母さんに会いたいと。そして、お母さんに会うには【そちら側の世界】にいる蛇たちを全て集めなければいけなかったの」
A「だがそんなことをしたら、宿主が死ぬ」
アヤ「私は修哉たちを犠牲になんてできない!!・・・だから、蛇を宿してここに留まったの。そうすれば蛇を集めることができないから」
A「だから、【冴える】は繰り返しているのか」
アヤ「そう、何度でも【彼】は繰り返す。この終わらない日々を・・・」
だからアヤノは、来るなと言ったのか
彼女を助け出してしまえば、蛇が集められカノたちが犠牲になるから
・・・まるでヒーローみたいだな
A「状況は理解したよ、でも、だからと言って君を一人にはできない」
アヤ「・・・本音を言っちゃうとね？私も一人は嫌なんだ、でも、これで皆が助かるなら」
A「だが助からない」
アヤ「っ!!」
こんなことを言ってしまうのは私だって嫌なんだ、でもこれは事実だから
A「彼らは何度も傷ついている、何度も繰り返し、マリーは何度も苦しんでいる。これは君が望んでいたことかい？」
アヤ「・・・」
アヤノが涙を流すと同時に、私の視界は真っ暗になった
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東方 猫巫女project(プロフ) - 大丈夫！文才ならありますよ！少なくとも私よりは・・・ (2016年2月21日 10時) (
レス) id: b79dfac210 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» 黒桜･桜雪「……はぁ、疲れた…」なんで裏黒くんの事を抱いてなかった黒桜が疲れるの！？((黒桜「だって、遠すぎるでしょ！？何で、運ぶのに１日？かかるの！？」だ、だって、遠いんだもん！！((黒桜「お前もう黙れ。裏黒くん運んだし、黒闇ちゃん、おいで、手当する」 (2015年7月8日 17時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 大丈夫大丈夫！(足傷だらけ) 行こ行こ！！？ (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» だ、大丈夫？;;;;((黒桜「まつから、早く起きて、怪我したなら後で手当するから。」 (2015年7月8日 0時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» あっちょっと！パタパタ！ｺﾞｹ←こけた (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冴月 | 作成日時：2015年5月9日 20時
