【カゲプロ】 初代【冴える】 と 現役【冴える】

19章　　厄日 ページ23

A「はぁ〜・・・」


　

私はあの後、シンタローを追い出して一人黄昏れていた

　
そして今私は、ベッドでうつ伏せになって大きくため息をしている



　
A「・・・本当に、好きなのかな」


　

ウララはクロハが私を気にしていると言っていた。それに、アイツは私にキスをした

　
これを【恋】と言わずなんと言うだろう

　
でも、ただ単に自分の目的の妨げとなるから、一時的に私の気を逸らそうとしている？

　
・・・どちらにせよ、私はアイツが好きになってしまった


　


A「はぁ〜・・・厄日だ(ﾎﾞｿｯ」


　
コノ「厄日？」



A「そう、厄日ｎ・・・こ、コノハ!!!???(ｶﾞﾊﾞｯ」


　

コノ「？」






いつの間に入った!?これじゃあクロハと同じ・・・あー、またクロハのこと考えてる


どうしても、コノハをクロハとかぶせてしまう


コノハはベッドに腰を下ろし、私の顔を覗き込む




　
コノ「ねぇ、厄日って？」


A「へ？ああ、災難が多い日ってこと」



コノ「嫌なことあったの？」



A「うん・・・良いよねコノハは」



コノ「？」



A「天然で、悩みとかがなさそうｗｗ」


　
コノ「悩みならあるよ？」



　


コノハはそう言って、自分のお腹を押さえた


すると、ぐぅ〜っとお腹が鳴る




　

コノ「僕の悩み・・・ご飯ができてない事」



A「ｸｽｯｗｗｗあっははは!!ｗｗそっかそっか!ｗｗ確かに悩みだねそりゃあ！ｗｗ」



コノ「笑ってくれた」


　
A「ん？」



コノ「嫌な事たくさんあったって言ってた、でも笑ってくれた(ﾆｺｯ」



　

今日初めて会ったのに、そこまで私を心配してくれたんだ・・・

　

やっぱり、この人たちは他とは違うな



とても・・・心地が良い



　

A「ありがとう、コノハ」



コノ「どういたしまして？」


　


コノハは役目を果たしたかのように、私の部屋を出て行った



もう2時間以上経ったように感じたこの時間、実際はまだ1時間も経ってない


　
長い一日だ・・・



私は再びベッドに横たわり、アヤノについて考えることにした




私にできることと言ったらこれくらいだ



そう思ったが、とてつもない睡魔が私を襲い、私は夢の中へと誘われた






　





　




　



　



　



　



　

　

　




　




　

??「――・・・来ちゃ駄目!!」

20章　　赤いヒーロー→←帰還しました!!アーバン・ガールです!!((殴

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