1話 みーつけた♪ ページ3
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ････
A「ん・・・・」
毛布から腕だけを出し、目覚まし時計を止めると、重い上体を起こして大きなあくびをした
懐かしい夢を見たな・・・
A「今日・・・何日？」
目を凝らし、部屋の隅にかけてあるカレンダーを見る
・・・また8月15日が来た
何故この日常が永遠と繰り返しているのか、私はまったくわからなかった
だがこんなことができるのは主だけ・・・主の身にいったい何が・・・？
A「・・・まぁ、今の私には関係ない、か」
一度は主のもとから離れた身だ、もうあのお方を【主】と呼ぶ資格も、心配する資格も私にはない
今の私は【冴える】蛇ではなく、【A】なのだから
母「A−！起きたなら学校に行く準備しなさーい!!」
A「はいはい」
私に親など存在しない、今の女性は赤の他人だ
記憶を改ざんし、従わせることなんて造作も無い
今の私は、母と妹と3人暮らしという設定だ
妹のほうは14歳でアイドル、今は海外のほうにいる。
どうせ家族になるなら大物のほうが何かと得だ
ｶﾞﾁｬｯ
A「いってきまーす」
母「寄り道しないでまっすぐ帰ってくるのよー！」
A「はーい」
何故一人暮らしにしなかったのか？答えは簡単、金が必要だからだ
食料や電気、ガス、水、それらの料金を払うのはあの女性だ
私には何の負担もない、あの女性は私次第でどうとでも動かせる
女子1「A−！おっはよ〜！」
A「おはよう」
この女も私の支配下にある、この女にとって私は心友という立ち位置にさせた。
裏切ることはない。
女子1「宿題やった〜？」
A「言わなくてもわかるでしょ？やるわけない!」←
女子1「さすがA−！！ｗｗ」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ･･･
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
A「やあやあ、皆さんお元気かな？」
女子2「あ、おはよーA!」
男子1「A委員長〜！ｗ俺今日授業サボりまーす!!ｗｗ」
A「よし!お前後で紐無しバンジーな!」←
男子2「ドンマイ!!ｗｗ」
男子1「嘘ぉお!?ｗｗ」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
教師「ほらチャイムなってるぞー席つけー!」
一番後ろの窓側の席、私はそこで窓の外をﾎﾞｰｯと眺めていた
??「みーつけた♪」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東方 猫巫女project(プロフ) - 大丈夫！文才ならありますよ！少なくとも私よりは・・・ (2016年2月21日 10時) (
レス) id: b79dfac210 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» 黒桜･桜雪「……はぁ、疲れた…」なんで裏黒くんの事を抱いてなかった黒桜が疲れるの！？((黒桜「だって、遠すぎるでしょ！？何で、運ぶのに１日？かかるの！？」だ、だって、遠いんだもん！！((黒桜「お前もう黙れ。裏黒くん運んだし、黒闇ちゃん、おいで、手当する」 (2015年7月8日 17時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» 大丈夫大丈夫！(足傷だらけ) 行こ行こ！！？ (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(さくらゆき)(プロフ) - 黒闇さん» だ、大丈夫？;;;;((黒桜「まつから、早く起きて、怪我したなら後で手当するから。」 (2015年7月8日 0時) (レス) id: b6e9f26e73 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - 桜雪(さくらゆき)さん» あっちょっと！パタパタ！ｺﾞｹ←こけた (2015年7月8日 0時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冴月 | 作成日時：2015年5月9日 20時
